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はりま歴史講座「平清盛」第3講を開催(報告)[播磨総合研究所・播磨会]

2012/07/04

 6月16日(土)、はりま歴史講座「平清盛」第3講・懇話会を開催しました。姫路獨協大学教授・法学部長で有名な郷土史家の道谷卓先生が、「平清盛と兵庫・神戸」というテーマについて論じられました。

 神戸は一ノ谷の戦い、湊川の戦い、花熊城の戦いと、時代の転換期に合戦の舞台となった。都で反平氏勢力が強まるなか、平清盛が特に神戸に注目したのは、大輪田泊を有する交通の要所で、福原荘という平家の荘園があったからである。福原遷都は短期間に終わったが、本格的な都である和田京計画も立てられていた。和田京の位置については、西国街道朱雀大路説と正方位説に学説が分かれているが、(1)内裏推定地を旧湊川が横切る、(2)「西野」の地が内裏推定地とずれる、(3)条里制の区画を無視していることから、正方位説には疑問が残ると、道谷先生は前者の説をとられました。

 講座の随所で、清盛の布引の滝見物や、築島計画で人柱を志願した松王丸の伝説など、地元出身の道谷先生ならではの臨場感あふれるお話をうかがうことができました。講座のあとの懇話会では、様々な質問に親しく答えていただき、あっという間に楽しいひと時が過ぎました。次回は、7月14日に第4講を開催します。ご来場をお待ちしています。
(文責:大塚健洋)

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