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薬害の被害に遭われた方による授業を実施 [薬学部]

2012/08/13

 薬学部の6年次科目である「薬物副作用論」の授業の一環として、薬害の被害に遭われた方による授業を実施しました。この授業は、全国薬害被害者団体連絡協議会のご協力をいただき実現することができました。
 非加熱製剤によってヒト免疫不全ウイルス(HIV)に感染されてしまった方をお招きしての授業でした。薬害の定義から、過去に起こった重大な薬害事件、薬害HIV訴訟の歴史とその被害者となられた血友病患者の方々への差別と偏見から和解に至るまでの経緯、被害者の方は今現在も苦しまれていること、全国薬害被害者団体連絡協議会が取り組まれている活動や医薬品副作用被害救済制度、薬害再発防止のために必要なことと、薬剤師を目指している学生へのメッセージと、幅広いテーマでわかりやすく解説していただきました。
 講義中は涙を我慢する学生も見受けられました。また、講義後には、なぜこのようなことが起こってしまったのか、過去に行われてきたことや被害者が受けた差別・偏見に対して憤りを感じる、といった意見が学生から多くありました。
 1年後には現場に立っているであろう薬剤師の卵たちに対して、非常に有意義な授業をしてくださいました講師の先生、並びにご協力をいただきました全国薬害被害者団体連絡協議会の方々にこの場をお借りして深く感謝申し上げます。

文責:薬学部 木下 淳

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