現場を知る
医療現場の雰囲気と臨床工学技士の役割を実感するため、透析クリニック見学や解剖見学を用意しています。
意欲を高める
グループ学習やワークショップを通じて専門知識を理解。臨床現場を見学して学びのモチベーションを高めます。
実習にそなえる
模擬手術室で器械の扱いと、スタッフとの連携をトレーニング。4年次の臨床実習に向けて技能に磨きをかけます。
臨床に挑む
これまで学んだ知識と技術を臨床現場で発揮。卒業研究、国家試験、就職活動と、将来に向けて総仕上げを行います。
全学共通科目 |
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専門教育科目:専門基礎分野 |
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専門教育科目:専門分野 |
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専門教育科目:専門特論 |
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専門教育科目:研究分野 |
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※2014年度入学生用カリキュラムであり、変更となることがあります。
1年次:透析クリニック見学[1日]
近隣の透析やリハビリテーションの専門クリニックをグループで見学。医療現場と接して、チーム医療における臨床工学技士の役割を理解します。
1年次:解剖見学[1日]
「基礎医学実習」の授業で、生理学、病理学、解剖学を学習。特に解剖学に関しては、人体解剖を実際に見学し、臓器の位置や色、質感を自分の目で確かめます。
2年次:初期臨床見学[1日]
臨床工学技士の仕事にスポットを当て、数人のグループで臨床現場を見学。めざすべき職種を明確にイメージして、学習に取り組むモチベーションを高めます。
4年次:臨床実習[6週間]
手術や集中治療、血液浄化といった業務を体験。実習病院の臨床工学技士から指導を受け、さまざまな医療機器の保守点検を中心に実習を行います。社会人としてのマナーや対象者とのコミュニケーションの重要性にも気づく貴重な期間です。
臨床工学科 4年次
南口 航己さん
(大阪府立
藤井寺工科高等学校出身)
積極的なチーム医療への参加も
患者様への声掛けも、基礎知識があってこそ。
実習先の病院は「人工心肺」「人工透析」「内視鏡」など、担当部門が分かれていて、僕は人工心肺チームで実習を行いました。実際の患者様が目の前にいる現場は緊張の連続でしたが、実習前に生理学などを一から見直し、基礎知識を固めて臨んだことで、現場の先生方の会話も理解でき、患者様に自ら話しかけることもできました。春からはこの病院の一員になることが決まっているので、熱心に指導してくださった先生方と共に、患者様を中心としたチーム医療に貢献していきたいと思います。
南口さんの実習施設
[4年次]「臨床実習」
神戸大学医学部附属病院(兵庫県)に6週間
主な実習先
[兵庫県]IHI播磨病院、明石医療センター、赤穂市民病院、加古川病院、加古川東市民病院、公立神崎総合病院、神戸市立医療センター西市民病院、神戸市立医療センター中央市民病院、神戸大学医学部附属病院、神戸赤十字病院、兵庫医科大学病院、県立姫路循環器病センター、姫路聖マリア病院、製鉄記念広畑病院 [栃木県]獨協医科大学病院、獨協医科大学越谷病院 [東京都]東京女子医科大学病院 [京都府]京都大学医学部附属病院 [大阪府]大阪医科大学附属病院、国立循環器病研究センター など、全国37施設(うち兵庫県内21施設)