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 ▲  理学療法学科講演会

理学療法学科 

講演会 〜シリーズ 未来の臨床家へのメッセージ〜

本企画は、特に1回生を対象に、患者さんや臨床家の先生をお招きし、多様な目線から、未来の理学療法士に向けて熱いメッセージを届けていただくことを目的に企画しています。


第1回(2008.6) 『脳卒中者に希望を与えてください』
講師 藤田喜則・多美子さんご夫妻



脳血管疾患を発症された藤田喜則さんご夫妻を奈良からお招きし、疾病や障害の経験、理学療法士との出会い、専門家から言われた傷ついた一言、未来の臨床家に送るメッセージなど縦横に語っていただきました。
奥様の多美子さんもご主人の疾病と能動的に向き合いリハビリについて学んだこと、子どもの発達と医療、リハビリの切実さを強く訴えられ学生の感動を誘いました。



当日は参加対象(1回生)以外の学生も沢山参加し熱心に聴講。
自分の祖母と重ね合わせ、気持ちを新たにした学生も。

控え室から講義室までが遠く、藤田さんにはご迷惑をおかけしました・・・スミマセン。




障害との葛藤、禅との出会い、脳卒中友の会での活動など、心の葛藤を乗り越えていく話がとても印象的でした。
奈良でも学生たちとの交流がおありです。
障害体験をリハビリの学生たちに伝えているそうです。今後ともお元気にご活躍ください。

 

遠路はるばる学生たちのためにどうもありがとうございました。
(文責小田桐)

学生の感想



第2回(2008.7) 『理学療法の楽しさ』
講師 東大阪山路病院 田中貴幸先生


学生たちと比較的年齢が近い若い先生から、病院の日常業務や臨床の奥深さについて事例も交えながら語っていただきました。
さすがに臨床で鍛えられると発する言葉も違います。学生は現場の具体的な話しに真剣に耳を傾けておりました。



患者さんや家族の方へ何を伝えるか?
将来への展望が大切です。
それは言葉だけでは伝わりません。リハビリや生活を通し経験をお互いに共有することも大切。



そもそも、
表情をよくみて患者さんと話していますか?
コミュニケーションの手段は言葉だけではない。その人(患者さん)と関わりあいたいと思えば、いろんな手段が出てきます。



他にも、治療場面での言葉かけの仕方について具体的な例も交え興味深く語って頂きました。
田中先生ありがとうございました。
(文責小田桐)

学生の感想


第3回(2008.11) 『理学療法と地域医療』
講師 吉祥院病院 斉藤正一先生
地域に密着した熟練のセラピスト。
京都市の住環境改善相談事業、立命館大講師など幅広くご活躍中です。
地域医療の観点から理学療法士の役割について語っていただきました。
入院期間の短縮化の中、在宅医療・介護の充実は急務です。が、現実はそのギャップがあまりに大きい!
頭を痛める毎日だそうです。


0点)を取ればそれでいいが、現場では常に100点を求められます。
・・・「自分は甘かった。」(学生)

現場では何が求められるか?
ずばり、患者さんの可能性・実用性についてです。



住環境改善の事例も紹介しながら具体的にお話いただきました。
『医師は患者さんの命を左右する。理学療法士は患者さんの人生を左右する。』
プロフェッショナルです。
仕事の誇り感じます。

 



斉藤先生、京都からわざわざ起こしいただきありがとうございました。
(文責小田桐)

学生の感想