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薬学部 岡村教授らの論文が、日本膜学会 論文賞を受賞!

2016/06/03

薬学部・生物物理化学研究室の岡村教授らが発表した論文:

"Regulation of Phospholipid Protrusion in the Cell Sized Vesicle by Hydrophobic Bisphenol A"
Y. Takechi, Y. Shintani, D. Kimoto, E. Okamura, Membrane, 40, 38-45 (2015).

が、日本膜学会の「膜誌論文賞」を受賞しました。

この賞は、日本膜学会の学術誌「膜(Membrane)」に掲載された原著論文のうち、特に優れた論文に贈られます。授賞式は、2016年5月10〜11日に開催された日本膜学会第38年会(早稲田大学)において行われました。

論文は、直径10~20 μmという細胞サイズベシクル Cell Sized Vesicle の構造・物性が薬物によって変化する様子を核磁気共鳴 (NMR)を用いて調べ、結果をまとめたものです。研究室の学生2名がベシクルの調製を分担してくれました。

細胞サイズベシクルは、生体膜に非常に近いモデルとして注目されています。また、NMR法は、分子の構造や動きを正確に捉えます。ところが、巨大な細胞サイズベシクル内の分子の動きを自然のままNMRで観測することは、容易なことではありません。

今回、岡村教授らの論文では、これまでに例のない巨大な細胞サイズベシクルにNMR法を活用した点が、高く評価されました。生体膜の揺らぎと薬物の輸送の相関など、生体機能を理解する上で重要な結果であると考えられます。

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