　駒田　富佐夫　教授

－学生へのメッセージ－
医薬品は、薬としての化合物と医薬品情報とが一体となって、はじめて適正に使用され、治療などの目的を達成できます。そこで、医薬品を有効・安全に、経済的にも効率よく使用するために必要な情報の適切な収集、評価、提供、フィードバックについて研究し、医療の実践に供することが重要となってきます。これらの点を学ぶ医薬品情報学を担当いたします。　また、医薬品の有用性に関わる重要な因子となる剤形について、設計製造法、有用性評価に関する医療薬剤学を担当します。　さらに、調剤と服薬指導に関する基本的知識ならびに技能に関する模擬薬局実習から病院・薬局実習などを通して、臨床現場で医療チームの一員として活躍できる薬剤師、地域医療・在宅医療など地域社会の医療に貢献できる薬剤師を養成します。　これらの講義や実習を通して、将来、医療の担い手の一人として認められるために、社会から何が求められ、どう自分自身を発展させるのかに関して考え、薬剤師として機能する基礎の一つとしてもらいたいと思います。
－担当科目－
3年医療薬剤学 4年医薬品情報学、模擬薬局実習 5年病院実務実習、薬局実務実習、医療薬学系統合演習（PBL）、処方解析統合演習（PBL） 6年薬学総合演習II、卒業研究I、卒業研究II