これまで学んだ生物系科目(機能形態学・生理学・基礎生物学・生化学)に基づき、健康な状態と病的状態との違いを理解し、薬物の作用点を理解する。通常の講義とは異なり、PBLでは学生が主体となり課題を解き、教員は議論があらぬ方向に行かぬよう見守るのみである。学生は、自身の興味に基づき9つの課題から一つを選択し、4~5名で班を形成する。同じ班となったメンバーと協力して、講義一回目は役割分担と調査、2回目は予備発表(5分)と修正(3分)、3回目は本発表(6分)と質疑応答(2分)を行う。評価は、発表内容・時間遵守・質疑応答からなり、教員ばかりでなく学生自身も採点に加わる。質疑応答で十分に回答できない場合は、宿題を課される。本講義を通して、CBT・国試に向けての勉強方法も学ぶ。