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[2013/09/05]
姫路獨協大学・兵庫県立大学・立命館大学連携事業「地域夢プラン シンポジウム」開催(報告)[播磨総合研究所・地域連携課]

 8月30日(金)、イーグレひめじ あいめっせホールにおいて、「地域夢プラン シンポジウム〜夢つづく ひめじのまちづくり〜」が開催されました。これは地域資源を次の世代へ引き継ぎ、まちづくりに生かす意義や大切さを考える機会とすることを目的として、姫路市と包括連携協定を提携している3大学(姫路獨協大学・兵庫県立大学・立命館大学)の大学連携事業として実施されたものです。パネリストは、姫路獨協大学播磨総合研究所長の大塚健洋・法学部教授、兵庫県立大学の内平隆之・環境人間学部エコヒューマン地域連携センター講師、立命館大学の鐘ヶ江秀彦・政策科学部教授、姫路市連合自治会副会長の高橋齊・水上地区連合自治会長、石見利勝・姫路市長の5人が務めました。
 姫路市長の挨拶、中元孝迪氏(播磨学研究所長・元姫路獨協大学副学長)の基調講演の後、パネリストによる意見交換が行われ、本学の大塚健洋教授が、次のように姫路獨協大学の地域資源活用の取り組みについて報告しました。


 大学による地域資源の活用については、「地域資源をつくる」「地域資源をつなぐ」「地域資源をつたえる」という3つの視点が重要である。
 第1の「つくる」の例としては、本学の本多学長のグループによる白い食用菊「上大野」という新品種の開発が挙げられる。現在、これを特産品に育てるため、安定的な栽培方法を研究中である。また、過去8年間、本学の教職員・学生が、播磨の黒田武士顕彰会とともに、お城まつりの「黒田24騎」歴史パレードに参加しているが、この行事は姫路の夏の風物詩となるところにまで育った。これも大学が地域の人々と連携し、地域資源を創った例である。
 第2に、「つなぐ」「つたえる」という観点では、はりま歴史講座「姫路が生んだ戦国武将・黒田官兵衛」の開催や、地元の文化関係者による「播磨学」の講義、姫路市長をはじめとする市役所職員・地元政財界の方々による「地域政策と地域貢献」の講義によって、本学が地域住民や次世代を担う学生に、地域の情報を集約し発信している。
 今後の地域資源の活用としては、大学自体が「知識の殿堂」ともいえる一種の地域資源であるので、市民の方々による積極的な活用が求められる。地域パンフレットの各種言語への翻訳依頼や、講演会・発表会の場として活用なども考えられる。


 最後に、最近の学生気質が変化し、都会で出世し故郷に錦を飾ろうとする人が減り、地域に根付いた生活を望む「在郷織錦」(「故郷にあって錦を織る」という中元孝迪氏の言葉)の人が増えている。このような学生のニーズに応えるためにも、大学が彼らを地域の事情通に育て、地域イベントに自ら関わっていく人間に育成することが必要である。地域資源としての次世代を「つくる」ことは、地域の高等教育機関として最も重要な責務である。
(文責:播磨総合研究所)



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