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総合教養講座「地域政策と地域貢献」(第4回)を開催(報告)[教務課・地域連携課]

2012/10/25

 10月17日(水)、姫路市議会議員の伊藤大典氏をお迎えし、「姫路の将来と大学生の君達に期待すること」と題して、ご講演いただきました。要旨は次の通りです。

  1. 森羅万象が「在る」ことに、必然的な理由も起源も目標もない。にもかかわらず万物は存在している。日本列島に人間が住むようになって2万年とすると、あなたの命の前に1000代近い先祖が存在している。その先祖が生きてきた証が、あなたという存在だ。一度きりの人生をどう生きるか。いまこの瞬間の中にすべてがある。少なくとも大切なものは全てそろっている。人生の意味も。だから瞬間を生きよう。今このかがやきの中にいよう。
  2. キャリアとは、生涯を通しての生き方・表現、個人が生きてきた(いく)証としての一連の仕事経験である。出たとこ勝負・行き当たりばったりの人生ではなく、しっかりとキャリアマネジメントをする必要がある。そのためには、どの企業においても通用する汎用的な能力・スキルを高めるとともに、キャリア志向の分析に基づいてキャリアプランを作成し、自己の能力開発を行わなければならない。
  3. 姫路市議会には47人の議員がおり、年間約10億円の議会費(一般会計の約5%)が使われている。機能面からみると、4~5の常任委員会に7人と委員長を配置し、それに議長を加えた33~41人が適正規模だろう。地方政治は国政とは違い、二元代表制をとっている。市長も議員も同じように選挙で選ばれる機関対立(競争)主義であるが、議会の招集、予算案の提出、条例案の提出を行う市長の権限は大きい。見方によれば、予算教書しか出せないオバマ大統領よりも大きな権限を持っている。人生の先輩として、大学生の皆さんには何よりも健康で、物事に興味を持ち、家族・友人・地域社会と繋がり、趣味を持って生きていってほしい。

 最後に、これからの人生をどう生きるか。伊藤氏はインディアンの正しい生き方を紹介されました。生まれたときにオギャーと泣くと、周囲が喜んで笑った。死ぬときに本人が大笑いすると、周りが泣いた。「お金は生きるための手段でしかない。インディアンのように、敬意を払われる人生を生きることに、価値を置いてください。40年後を期待しています」と講演を締めくくられました。

(文責:大塚健洋)

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