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総合教養講座「地域政策と地域貢献(第7回)」を開催(報告)[教務課・地域連携課]

2012/11/26

講演中の石見市長講演中の石見市長本多学長の挨拶本多学長の挨拶

10月7日(水)、姫路市長の石見利勝氏を講師にお迎えし、創立20周年記念ホールにおいて、「『ふるさと・ひめじ』のまちづくり」というテーマでご講演いただきました。まず「元気あふれるまち姫路」のビデオを放映した後、石見市長は「やっぱり住みたいまち 姫路」「活力みなぎるまち 姫路」「未来へ希望を架けるまち 姫路」という3つの重点目標と、「未来に引き継ぐ姫路城の保存」、「キャスティ21の推進」、「2014年放送の大河ドラマ『軍師官兵衛』に決定!」という3つのトピックスについて説明されました。そして、この講義の意義や、石見市政の基本的考え方と方法論について、次のように述べられました。

  1. 姫路獨協大学のみなさんにとって、学生時代を過ごした姫路は第二の故郷になるので、姫路市のことをもっとよく知って、将来全国に発信してもらいたい。また、一般教養として、基礎自治体である姫路市が、市民生活に直結するどのような事業を行っているか知ってもらいたい。そのために、この講義が開講されている。
  2. 私が都市計画を考える際に、最も影響を受けたのが、マズローの『人間性の心理学』である。マズローによれば、人間の欲求には5つの発展段階がある。第1が生理的欲求、第2が安全の欲求、第3が社会的欲求、第4が自我の欲求、第5が自己実現の欲求である。生理的欲求や安全が満たされると、仲間がほしくなり、次いで自分の能力を認めてほしくなる。そこで、姫路市では生涯現役プロジェクトを実施し、市民一人一人が主役のまちづくりを行い、市民が達成感を味わえることをめざしている。
  3. 私は市政を進めていく方法論として、手段・方法と当面の目標、究極の目標の区分をはっきりさせるよう心掛けている。具体的実現方策の無い理想論だけを唱えていても仕方がない。また、時代によってニーズが変わっていくので、先を見通すことも重要である。市政の実施にあたって、時に二律背反に直面することがある。たとえば、広域レベルと狭域レベルでの利害対立、現在生きている人と将来生まれる人との利害対立がある。しかし、そこは決断をしなければならない。私は未来に責任を持ち、過去の市民に感謝するまちづくりを進めたい。姫路を京都のような、知名度が高く、魅力のあるまちにしたい。

石見市政の基本的視座や方法論に関するお話に、学生は時間を忘れて聞き入っていました。講演終了後、会場からの質問に対しても率直なお答えをいただきました。石見市長、姫路市民のために頑張ってください!

(文責:大塚健洋)

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