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播磨学 I (第5回)「姫路の文化財あれこれ」を開催[教務課・地域連携課]

2014/05/15

 本年度前期開講の「播磨学I」では、新入生に姫路を知ってもらうために、姫路市政出前講座を利用し、博物館の学芸員や市役所の職員の方々に講義をお願いいたしました。
 第2回から第4回までは、ビデオなどを用いて担当者が「黒田官兵衛」を論じましたが、5月9日(金)は、姫路市教育委員会生涯学習部文化財課の福永明彦課長をお迎えし、「姫路の文化財あれこれ」というテーマについてお話しいただきました。講義概要は以下の通りです。

文化財とは、人類の文化、歴史、学術などの見地から価値を持ち、保存を要する有形・無形の遺産全般を指す。一般には、国または地方公共団体の指定文化財を指すことが多いが、未指定の文化財の中にも貴重なものは数多く存在する。これら重要な文化財を保護するために、昭和25年に文化財保護法が制定された。それによって、文化財の扱いは現状変更禁止など厳格に定められ、その本質的価値を保存・整備すると同時に、公開・活用が求められている。

文化財は、有形文化財(建造物、美術工芸品)、無形文化財、民俗文化財、記念物(史跡、名勝、天然記念物)、文化的景観、伝統的建造物群の6つのカテゴリーに分かれる。世界遺産という用語があるが、それは1972年のユネスコ総会で採択された「世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約」に基づいて、遺跡や景観そして自然など、人類が共有すべき普遍的価値を持つとして、世界遺産リストに登録されたものである。

姫路市内の文化財数は303件で、その内訳は国指定・登録が108件、県指定が68件、市指定が127件である。世界文化遺産に登録された姫路城は、大天守、西小天守、東小天守、乾小天守、イ・ロ・ハ・ニの渡櫓附台所1棟が国宝に指定されている。姫路獨協大学の近くには、広峯神社や書写山円教寺という重要な文化財があるので、ぜひ一度訪ねてもらいたい。広峯神社の本殿、拝殿、宝篋印塔や、円教寺の食堂、常行堂、大講堂、奥之院、木造性空坐像などは、重要文化財に指定されている。

(文責:播磨学担当者 大塚健洋)

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