お知らせ
2025.01.15
「初めての実習に向けて「実習」という学修についてイメージを持つことができ、実習に必要な決まり事を理解し、看護学生としての態度・心構えを持つことができる。」
上記のことをねらいとして、初めての実習に向けてのオリエンテーションを行いました。
学部長の「お言葉」も頂き、これから4年間の実習へ向けてのエールを受け取りました。
実習要綱(共通編)の決まり事を理解し、態度・心構えを整えていくために必要なこと、実習で守るべきことを確認した上で、誓約書に署名を行いました。
学生は入学後、共通科目や看護の基礎となる知識・技術・態度を学んできました。
それらの学びは、自分自身の中で統合され、自分自身の看護実践を通して、患者様へ提供されます。心のこもった看護実践は、患者様の心や体に届いていきます。何よりも、人・いのち・生活して生きていることへの尊厳をもって、相手の気持ちに寄り添い、向き合っていく時、そこには心と心のつながり、関係性の場が創出されていきます。
そのようなケアリングへの一歩を踏み出していく方向づけが、1年生の「実習要綱オリエンテーション」です。
かつて、看護教育の場では、実習へ向けて看護を本格的に学ぶための決意表明として、「戴帽式」のセレモニーがなされてきました。
大きなセレモニーでなくとも、このオリエンテーションは、一年生が自分自身の心に、こういう看護がしたい、こういう看護師になりたい
という決意をもって「ケアへの灯」を灯して頂きたいとの願いを込めています。