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第3回 新しい多職種連携教育セミナーを開催しました

第3回 新しい多職種連携教育セミナーを開催しました

 従来医療系学部で行われてきた多職種連携教育に文系エッセンスを加えた「新しい多職種連携教育」の第3回セミナーが、9月28日(土)に実施されました。
今回は「グループダイナミクスを学ぶ」というコンセプトに基づき、チームのメンバーによって話し合い自体にどのような影響が出るかについて理解を深める機会となりました。


 第3回セミナーでは、設定されたテーマについて、最初に専門分野が同じまたは比較的近い学部(群)・学科の学生とグループを作って議論をし、その後異なる専門分野の学生とグループを組みなおして同一のテーマについて話し合いました。
その後、グループダイナミクスに関する講義を受け、自分たちが体験したことを理論的に整理しました。


 一回目の議論と二回目の議論では、雰囲気も内容も大きく異なる議論になることが実感でき、またその理論的裏付けを理解したことで、専門性の異なるメンバーが集まってチームとしてうまく機能するためには何が必要かを学ぶ良い機会になりました。


 次回のセミナーについても意義深いものにするべく準備を進めています。

参加学生の感想(抜粋)

  • ・同じ学科でも少しずつ考え方が違ったし、他学部、特に人間社会学群の人と考え方が違って、新しい考え方や他人の価値観が分かりました。
  • ・自分では考えない意見が出ていて面白かった。
  • ・色々な意見が聞けて考えさせられることが多かった。
  • ・メンバーを変えて話し合うことで、意見の出方や進行具合の違いを見ることが出来た。
  • ・サッカーをしている自分にとってためになる話だと思った。
  • ・部活で悩んでいることがあって、講義で学んだことを生かせるかもしれないと考えた。
  • ・集団で活動する事はメリットしかないのかと思っていたが、隠れたデメリットも存在すると知ることができた。
  • ・今までそのような経験があるなと実感することができたし、グループダイナミクスを意識して生活したいと思った。これからの仕事なのでも活かせるなと思った。
  • ・今まで私が参加したグループワークの中で、先生が説明してくださったような経験をしたことがあるので、講義内容が実感として理解できた。

実施教員の感想

  • ・同じ学群・学部内でのグループワークでは、知り合い・似た者同士といったこともあり、にぎやかな雰囲気で馴れ合いの中で行われており、意見がすぐにまとまったような印象でした。一転、学群・学部が交わったグループで行うと、初めは緊張した雰囲気でしたが、徐々に役割分担ができ、色々な意見を交えながらディスカッションしている様子が伺えました。
  • ・周囲で見ているだけでもグループの雰囲気の違いが分かったので、参加している学生さんたちは、グループダイナミクスをより実感することが出来たのではないかと思いました。
  • ・グループダイナミクスについて、部活動や将来の仕事に役立つと感じてくれた学生が多かったようです。単なる机の上の学習ではなく、リアルな体験として感じ、実生活に活かす学びができたのではないかと思います。