2月21日(火)兵庫県公館(神戸市中央区)において、「兵庫県と県内大学との就職支援に関する協定書」の締結式が行われました。これは、兵庫県から首都圏や大阪への若者の人口流出は増加している中、地方創成を目指す兵庫県にとって解決しなければならない喫緊の課題に対する政策のひとつです。協定では、兵庫県と県内大学が就職支援協定を締結することにより、若者の県内企業への就職の促進を図るとなっています。
協定の内容は、以下を兵庫県と大学が連携・協力して実施するものとしています。
具体的には、協定を締結した各大学の学生には兵庫県から県内企業情報が提供され、学内企業説明会や県内企業説明会実施に対しての経費補助を行ったり、既卒者には、既に県が就職支援と 職業能力開発等の情報提供を行っている「ひょうご・しごと情報広場」で大学と連携して就職相談支援を行うというものです。
實友キャリア課長からは、「本学の場合、昨年度の卒業生の51.4%が兵庫県内に就職していて、県内の他大学の地元就職率が29.7%であるのと比較すると、かなり地元就職率が高い現状です。この協定を結ぶことで、より地元、特に播磨地区の優良企業の情報提供を受けることが可能になり、より多くの就職イベントの機会を得ることで満足度の高い就職が出来るようになれば、本学学生への強力な『後押し』になるものと期待している。」と、協定に対して歓迎のコメントが寄せられました。