8月1日(水)、8月3日(金)の二日間、328A教室にて外国人生徒のための日本語学習支援を行いました。兵庫県では2016年度から外国人生徒にかかる特別枠選抜を導入し、県内(神戸市、芦屋市、姫路市の県立高校) 3校を3年間モデル校に指定していますが、その中の1校である香寺高校に入学した生徒さんのための夏季日本語学習支援を2016年度から実施してきました。
これは、本学言語教育研究科修了生の梁煕貞さんが2016年度より香寺高校の日本語指導を担当している関係で、本学に夏季休暇中の日本語学習支援の依頼があったことから始まりました。
学習支援にあたったのは日本語教員養成プログラムや教職課程を履修しており、外国籍の生徒に対する日本語学習支援に関心のある学生たちです。
本年度はモデル校としての3年目にあたりますが、夏休みに入っても高校生は部活や試合等、忙しそうで、今回は残念ながら2日間しか日程がとれませんでした。参加したのは中国籍と韓国籍の生徒さん4名(1年生1名、2年生2名・3年生1名)でしたが、犬棒かるたをして、ことわざの意味確認をしたり、持参した国語のドリルをやりながら、「この漢字の読み方がわからないので、教えて」と学生ボランティアに質問をしたりしていました。
短期間でしたが、本学の学生にとっても実際に外国人生徒が日本語のどのような点を難しいと感じているのか知るきっかけとなり有意義な時間を共有することができたと思います。
暑い中、本学の夏季日本語学習支援講座に参加された生徒さん、充実した高校生活を過ごし、将来自分の夢がかなうことを願っています。