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【報告】市民公開講座「スポーツを通じての人材育成・人間形成」を開催しました。 [地域連携課]


市民公開講座(全三講)が、創立20周年ホールにおいて行われました。

第一講は、10月12日(金)、本学人間社会学群教授岡本悌二氏(硬式野球部部長)による「学生野球を通じての『人間教育』の実践~30年間の指導を振り返る~」。勝敗だけにこだわるのではなく、日々の練習やグラウンド整備などの経験から、どういう人間に成長できたのかということに価値を置くことが、教育機関におけるスポーツであるとし、獨協学園中興の祖である天野貞祐先生が、戦後の学生野球の復興に尽くされたことについても言及されました。

第二講は、10月19日(金)、本学人間社会学群教授昌子力氏(サッカー部監督)による「“対話”が重要~アメとムチ=論理的思考と非論理的行動~」。自ら考え工夫する環境を創出するためコーチングスキルを鍛えるが、何でも理屈だけでやるべきではなく、非論理的行動においても、それに対応する背景が自分の中にエビデンスとしてあって、取捨選択しながら指導することが大事であると述べられました。

第三講は、10月26日(金)、本学柔道部監督常深進次郎氏による「柔道を通じた国際貢献と人づくり」。海外青年協力隊の一員としてマレーシアに行き、柔道の普及に努めた経験を基に、スポーツを通じての国際貢献の重要性や、学生を海外に連れて行くことによって視野が広がり、スポーツを通じて心が広がっていくことの大切さを語られました。