既に新聞等で報道されているとおり、本学の井上清美副学長(看護学部長)が会議の発足以来、10年間に亘って委員長を務める「たつの市食育推進会議」が、食育推進活動である「元気!たつの朝ごはんファミリーマラソン」で、文部科学大臣表彰を受賞しました。
今回の受賞の対象となった活動は、市内の保育所・こども園に通う4歳児、小学2・5年生、中学2年生等に、家族で14日間記録できる用紙を配布。参加した親子が、毎日の朝食メニューを一緒に記録することで、身体や脳に対して朝食が果たす役割やバランスの良い朝食メニューについて、家族の中で話し合う機会を設け、家庭内の食育につなげようと言うものです。子どもたちと保護者が朝ごはんの大切さを楽しみながら考えるユニークなこの取り組みは、平成24年に活動が開始されて以来、参加者は22,000組以上を数え、多くの参加者からは「朝食を摂取することで、より集中して学習に取り組めるようになった。」等の肯定的な評価を得ています。
井上清美副学長は、この度の受賞に対し、「10年間市民の皆さんと継続してきた活動に光が当たって嬉しいです。今後も大学の地域貢献活動として、行政関係者や関係団体と協力し、市民の健康づくりと地域の活性化を図る食育推進活動に尽力していきたいと思っています。」と話されています。
写真は、食育会議の代表として、文部科学大臣表彰の伝達式でのたつの市長と井上清美副学長及び文部科学大臣よりの表彰状。尚、本学とたつの市は、地域連携協定を締結しています。