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2009年12月01日

広嶺中学校『トライやる・ウィーク』で模擬講義を実施

 本年度も臨床工学科において、模擬講義を行いました。職業としての大学教員がどのようなものか、厚生労働省発表の時間給比較を、大学教員と他専門職とでどのように異なるのか、考えてもらいました。「(時間給の最も高い、)パイロットになりたい」とこの時には声があがりましたが、今後真剣に自身の将来について考え、それにむけて日々をすごしてほしいなあ、と願っています。
 このうえで、医療職とは?、そのうちの1職種である臨床工学技士とはどういう国家資格なのか、その受験資格を得るために大学ではどのような勉強をするのか、について皆さんに考えてもらいました。さらに、1年次基礎医学実習Iにおいて扱うテーマである「生体計測(末梢血液酸素飽和度)」について、実習を体験して戴きました。「面白かった!」と言ってくれて、私もほっとした気持ちです。こうした機会を通じて、中学生の皆さんが少しでもこの分野に興味を持って戴ければ幸いです。(文責:福田誠)