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2010年02月15日

総合臨床実習終了

作業療法学科では、教育カリキュラムの総仕上げとして、4年次前期に14週間(7週間×2回)の学外実習を行っています。
学生たちは、実際の臨床現場(病院)で患者様のリハビリテーションに従事することを通して、多くのことを学び大学へ戻ってきます。
それでは、学生の感想を紹介させて頂きます。

作業療法学科4年 田中優子さん
 私は総合臨床実習を4ヶ月にわたり、2施設で体験させていただき、たくさんの出会いや別れ、新しい考え方に触れるなど、大学では経験できないことが多々ありました。
 中でも特に印象的だったのは、患者様の希望や思いに寄り添い、常に全力でリハビリをして、毎日勉強に励むセラピストの方達の姿です。春になれば私も社会に出て、同じセラピストとして働き出す--そんな近い未来の自分の姿を考えると、今のままではいけないといった気が引き締まる思いや、私も患者様の為に常に熱く頑張れる素敵なセラピストになりたいと感じました。また、実習の中で、患者様がリハビリに対し、強い思いを込めてされていることを肌で感じ、患者様へ誠心誠意に頑張って、患者様にも喜んでいただくことの楽しさ、素晴らしさを感じることができました。
 今回の実習を通して、疾患や患者様の身体の状態についても大変勉強になりましたが、様々な考え方に触れ、とても触発され、有意義な実習期間を過ごすことができました。実習で関わっていただいたすべての方々に感謝の気持ちを伝えたいです。