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2010年03月02日

法学部卒業生が大阪大学の博士号を取得! [法学部]

平成10年に法学部を卒業し、その後大学院に進学した松岡伸樹さん(県立福崎高校出身)が、修士論文を改稿した著書『法的内部観測理論の試み―ルーマン法理論を超えて』(ナカニシヤ出版)を一昨年8月に出版しました。この著書は、「内部観測」という考え方を用いて法をとらえなおしていこうとする独創的な労作であり、学会でも高く評価されました。今年の3月この著書を審査した大阪大学法学研究科は、松岡さんに博士号(法学)を授与しました。現在、松岡さんは、非常勤講師として、指導教官であった小畑先生のゼミを共同で教えています。
「私が姫路獨協大学に入学したのは、平成6年でした。高校時代は、文系と理系の選択で非常に悩みましたが、結局本学の法学部を選択しました。ここで『文理融合』の可能な基礎法の分野に出会い、小畑清剛先生をはじめとする先生方の熱心なご指導で拙著を上梓 することが出来ました。そして、この3月に大阪大学で博士号の認定を受けることができました。みなさんも本学の秀逸な先生方と自由な学問環境の下で、自分の目標に向けてがんばって下さい」(本人のコメント)。