おめでとう!平成22年度 (財)関西交通経済研究センター主催の懸賞論文入賞[理学療法学科]
平成22年度 (財)関西交通経済研究センター主催の懸賞論文において、理学療法学科4年生の廣瀬有希さんの論文『離島の旅客船および乗船ゲートにおけるバリアフリーの現状と課題』が優秀論文に選ばれました。
2011年1月25日(火)に大阪で開催された「かんこうけんコロキウム」において表彰式と研究発表が行われました。この論文は、卒業研究として3年生前期から構想を膨らませ、研究計画を何度も練り直し、岡山県笠岡市の笠岡諸島(真鍋島)や姫路市家島諸島など各地での実地調査を積み上げて完成させたものです。
研究内容は、離島住民の唯一の交通手段である旅客船々内や各港の乗船ゲートのバリアの事態を調査し、当大学で学んだ生活環境学やリハビリテーション学に関する学習成果をつなげたものです。この論文で提案しているアイデアが、旅客船や港湾の改修計画などに組み入れられれば、離島に暮らす高齢者や障がい者の外出も容易になり、生活の質が向上するものと思います。
学生のみなさん、苦労して取り組んでいる卒業研究論文などをぜひ種々の懸賞論文やコンクールに応募して、大学での学習の一端を広く知っていただくと共に、自分の力を試してみてはいかがですか?
(文責:理学療法学科教授 山野 薫)