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2011年12月05日

学習支援センター主催 工場見学開催 (報告) [学習支援センター]



 冬の足音が近づきつつある小春日和の平成23年11月25日(金)、学習支援センター主催の工場見学が行われました。学生31名、教員4名、職員1名の参加となりました。

■平成23年度工場見学に参加して
 今年度の工場見学は、ライオン株式会社の明石工場を訪問しました。
 同工場ではハブラシとハミガキを生産しています。ハブラシやハミガキは私たちの身近な日用品ですが、それらの製品がどの様に作られているのかを知っている人は多くありません。今回あらためて生産の工程を見学し、多くの驚きや発見がありました。明石工場は、年間に1億2,000万本のハブラシ、1億3,000万本のハミガキを生産する能力があるそうです。ほぼ日本の人口と同じ量ですね。
 また、日用品という製品は景気の影響が一番最後に訪れるそうですが、例えば不況から好況へ移る際に一番回復が遅いのも日用品だそうです。見学後に工場の人たちとお話しする機会があったのですが、不況期に半分に落ちた需要は、好況期へ移っても半分のままであることが多いといった話は、教員の僕にとっても興味深いお話でした。参加した学生達も大変勉強になったようで、この経験を就職活動などに活かしてもらいたいと思っています。
 なお、ハブラシの製造機械はドイツ製でした。ハブラシ製造はドイツの技術力が非常に高いとのことです。ドイツとの縁が大きい本学にとっては、これまた興味深い内容でした。
(文責:経済情報学部 准教授 林 拓也)