2月14日(火)15時より本部棟西館5階の会議室において、2011年度大学院日本語コース論集合評会が開催されました。今回は修了生1名とM2(修士2年)2名が発表しました。
『日本語教育論集』は、言語教育研究科が開設された1991年度に第1号を刊行しています(1992年3月)。当時、日本語領域(2001年より日本語教育コースに改称、2009年からは国語教育コースと日本語教育コースが統合して日本語コースに改称)に在籍している院生の研究発表の場として、本論集が刊行されたのです。それ以降毎年発行し、この3月には第21号を刊行する予定です。
2001年からは在院生のために、掲載予定論文合評会を毎年2月頃に開催し、現在に至っています。合評会の運営はM1(修士1年)が引き継いできました。合評会には教員や修了生も参加し、発表内容についての様々なコメントが得られ、院生にとっては研鑽を積む場となっています。今回は発表者が3名と少なかったですが、日本語コースのM1は全員参加しました。発表者は、10分という時間制限の中、緊張の面持ちでパワーポイントを用いた研究発表を行いました。
合評会終了後は、場所を駅前の店に移動し、18時よりM2の歓送会を兼ねた懇親会が開かれました。ここでは、教員も学生も打ち解けた雰囲気で楽しく歓談し、名残りを惜しみながらの散会となりました。
合評会に参加してくださった大曾美恵子名誉教授、山田幸宏名誉教授からも貴重なコメントをいただきました。ありがとうございます。M2の皆さんには今後のご活躍をお祈りしています。