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2012年10月04日

兵庫県COEプログラム推進事業の研究拠点に採択 [薬学部]

 本学薬学部が兵庫県COEプログラム推進事業(本格的研究開発枠)の研究拠点に採択され、
薬学部 宮本 和英 准教授による研究プロジェクト「重篤疾患の病態解明・診断の迅速・簡易化を可能にするキットの開発」が本格的に推進することが決まり、兵庫県知事から認定を受けました。

 兵庫県では、先端産業や健康・医療、環境・エネルギーなど、成長分野の産業の創出を図るため、産学官連携による萌芽的な研究調査を支援するとともに、立ち上がり期の予備的、準備的な研究プロジェクトの本格的な研究開発への移行の支援が実施されています。 今回、本学薬学部を中心に、(公財)ひょうご科学技術協会、
姫路商工会議所、(株)セシルリサーチ、(株)行医研、三洋化成工業(株)、テラメックス(株)で構成する産学官の研究プロジェクトがスタートし、兵庫県の中核研究拠点として研究推進することになりました。

研究概要(記者会見資料):

 がん等の重篤疾患に[かか]ると体の中で異常になったタンパク質を細胞から除去するユビキチン化機能は、疾患とともにその度合いが変化します。このユビキチン化の度合いを高感度に検出すれば疾患の診断・病態把握ができます。これまでに人工的に作製したユビキチン化に関わる酵素の活用により、ユビキチン化の度合いの高感度検出技術を開発してきました。本研究では、この検出技術に基づき重篤疾患の迅速・簡易的な診断キットの本格的開発を行います。

 以下の写真は、国際フロンティア産業メッセ2012(於 神戸国際展示場)での認定式の様子です。
 (井戸敏三兵庫県知事と宮本和英准教授)

 井戸敏三兵庫県知事と宮本和英准教授><br>		            <br>
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