去る2月15日(金)、15時より本部棟西館4階の43S教室において、2012年度大学院日本語コースによる『日本語教育論集』合評会が開催されました。
『日本語教育論集』は、言語教育研究科が開設された1991年度に第1号を刊行(1992年3月)して以来、毎年発行しており、この3月には第23号を発行する予定です。2001年度からは日本語教育コース(現・日本語コース)に在籍する院生が中心となり、毎年2月頃に『日本語教育論集』掲載予定論文の合評会を開催し、現在に至っています。合評会は、教員・修了生への事前連絡、当日の教室設営、司会、等、すべてをM1(修士1年)が運営しており、次年度へと引き継いできました。今回は修了生1名とM2(修士2年)2名の3名が発表し、日本語コース担当教員のほか修了生・在院生を合わせて16名が参加しました。発表者は、発表時間15分という制限の中、緊張した面持ちでの発表でしたが、内容や形式について様々なコメントが得られ、発表者だけでなく、これから修論を執筆するM1の院生にとっても、学ぶところが多く、良い刺激になったことと思います。
合評会終了後は、場所を変えて18時よりM2の歓送会を兼ねた懇親会が開かれました。合評会に参加してくださった山田幸宏名誉教授と大曾美恵子名誉教授からも貴重なコメントをいただきました。ありがとうございました。M1の皆さんは、合評会及び懇親会の準備等、お疲れ様でした。来年度は新M1の院生が中心となり、この『日本語教育論集』合評会が研鑽を積む場として継続していくことを願っています。