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2013年09月10日

フォーラム「里山(竹林)の保全を考える」を開催されました。[播磨総合研究所・地域連携課]

 3月17日(日)、「ひめじおんまつり」の一環として、姫路獨協大学後援・NPO法人「太市の郷」主催のフォーラム「里山(竹林)の保全を考える」が、本学駅前サテライト教室で開催されました。「ひめじおんまつり」は、姫路市市民活動・ボランティアサポートセンターと登録団体が、ともに手をつなぎ協働して実施する官民連携の姫路初のイベントです。
 フォーラムでは、本学播磨総合研究所長の大塚健洋・法学部教授がコーディネーターを務め、小林剛氏(香川大学農学部准教授)が「タケを厄介者にしているのは誰か?タケの生き方と人の生き方」というテーマで講演し、次いで、山瀬敬太郎氏(県立農林水産技術センター主席研究員)が「放置された里山(竹林)の諸問題」と題してミニ講話を行いました。東京からの参加者を含め、50名以上の方々が熱心に聞き入っていました。
 講演の要旨は、次の通りです。

 人が土地を農業や開発に使おうとするとき、そこで邪魔になる植物は雑草や雑木とされる。雑草や雑木は人の活動と共存できる能力を持った植物であり、一部は食糧、薬そして燃料や建築材に姿を変え生活を潤す。タケもまさにそのような植物の一つであるが、なぜタケは人に好かれたり嫌われたりするのだろうか。タケの生きざまを見直しながらタケのとらえ方・付き合い方を考え直してみる。

 なお、午後はイーグレ姫路の茶室に会場を移し、「こども茶道」のメンバーの接待によるお抹茶や、「お茶べり〈竹〉トーク」を楽しみました。

(文責:播磨総合研究所)