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2013年09月10日

播磨学I (第11回)「新鮮でおいしい姫路の農産物」を開催しました。[教務課・地域連携課]

6月28日、姫路市農政総務課の坂本孝文係長(地産地消担当)を講師にお迎えし、「新鮮でおいしい姫路の農産物」というテーマでお話しいただきました。

日本の農業は、(1)農業の後継者や担い手の不足、(2)TPP参加による農産物の輸入の自由化、(3)食料自給率の減少(40%前後)、(4)食品廃棄物の増加(国民一人当たり134kg)といった問題に直面している。市内には農産物直売所が43カ所あり、その売り上げ推計は約10億円にも上る。これは、姫路市中央卸売市場おける市内産農産物の出荷額2億9000万円を、はるかに上回っている。

姫路の農産物としては、米、小麦、ほうれんそうなどの軟弱野菜、トマト、姫路ネギ、アスパラガス、酒米のほか、安富町のゆずと白大豆、夢前町の夢そば、四郷町のいちじく、飾東町の桃などがある。安富町のゆずは、耕作放棄地対策として作付けされ、特産品となった。姫路の伝統野菜としては、太市のたけのこ、大津区のれんこん、網干メロンが有名である。

姫路の畜産業は、市北部の山間部で行われ、採卵養鶏の飼育羽数は県下の約1/6を占め、生産量・産出量はトップである。また、肉と脂質の絶妙なバランスを保った至高の逸品「姫路和牛」や、女性のために生まれた上品な味を持つ姫路グルメポーク「桃色吐息」といった商品も生まれている。

姫路市では、市民ふれあい朝市、姫路市農林漁業まつり、直売所の応援、姫路市農産物のブランド化、グリーンツーリズム、姫路の加工品PR,ファームマイレージ、みかしほレストラン、日曜朝市など、様々な地産地消事業に取り組んでいる。

最後に、「太市のたけのこ」のビデオを上映し、姫路和牛をPRする「ひめまろ」グッズのアンケートをとって終了しました。受講者には「ひめまろ」ストラップをいただき、ありがとうございました。

(文責:大塚健洋)