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2014年02月17日

姫路少年刑務所を参観(報告)[法学部]

 平成26年2月13日(木)、法学部の刑事法系ゼミ(刑法ゼミと刑事訴訟法ゼミ)の課外授業として、姫路少年刑務所を参観しました。刑事収容施設法12条に「参観」の規定があり、一定の手続をふめば、一般の人でも刑務所を見学(法律上は「参観」といいます)することができます。
 刑事法系のゼミは警察官志望が多く、行刑の実際の現場である刑務所を参観すると、将来の進路に関してモチベーションが上がるようです。「刑事政策」の授業で、刑務所内の処遇について詳しく講義していますが、「百聞は一見に如かず」、施設参観は、教室内での説明より何倍もの教育効果があります。
 参加したゼミ生は、質疑応答の際、説明していただいた幹部職員の方に、さまざまな質問し、理解を深めていました。
 本学のある播磨地域には、今回参観した姫路少年刑務所のほか、加古川市に加古川刑務所と播磨社会復帰促進センター、少年院の加古川学園と播磨学園、明石市に神戸刑務所があります。法学部では、毎年、これらの施設のいずれかを参観しています。

(文責 法学部長 道谷 卓)