<< 最終更新日:2025年1月30日 >>
基本情報
時間割コード107699 開講期前期
科目名機器分析
講義題目
開講学年3年
曜日・時限月2 単位数1
担当教員安岐健三

詳細情報
授業内容
(到達目標を含む)
【概要・一般目標】近年の分析化学研究および臨床分析の現場では、機器を用いた分析が多用されている。そこで、機器分析のうち、「分析化学Ⅰ」「分析化学Ⅱ」で取り扱わなかった「核磁気共鳴(NMR)スペクトル」「質量分析法」「X線分析法」などの基本的事項を学ぶ。また、臨床現場で活用される分析手法の原理や応用例についても概説する。

【到達目標】下記授業計画欄に記載した、薬学教育モデル・コアカリキュラムに準拠したSBOを到達目標とする。

※ディプロマ・ポリシーとの関連については、薬学部医療薬学科のカリキュラムマップを参照してください。

Y18-0305
授業計画
1 X線結晶解析の原理および応用例を概説できる。
C1-1-3-6, C2-4-4-1
2 粉末X線回折測定法の原理と利用法について概説できる。
C1-1-3-6, C2-4-4-2
3 質量分析法の原理および応用例を説明できる。
C2-4-3-1
4 質量分析法まとめ
5 核磁気共鳴(NMR)スペクトル測定法の原理および応用例を説明できる。
C1-1-3-3, C2-4-2-1
6 核磁気共鳴スペクトル測定法まとめ
7 臨床分析で用いられる代表的な分析法を列挙できる。
C2-6-2-1
8 酵素を用いた代表的な分析法の原理を説明できる。
C2-6-2-3
9 免疫化学的測定法の原理を説明できる。
C2-6-2-2
10 代表的なドライケミストリーについて概説できる。
C2-6-2-4
11 代表的な画像診断技術(X線検査、MRI、超音波、内視鏡検査、核医学検査など)について概説できる。
C2-6-2-5
12 まとめ
教科書 「パートナー分析化学Ⅱ(改訂第4版)」ISBN=978-4-524-40385-1
※すでに改訂第3版を購入している者は第3版でも構わないが、配付資料などに書かれている記述は第4版の内容となる。
参考文献 必要に応じて、参考資料を配付する。
評価方法・基準
評価対象:定期試験
評価基準:定期試験を実施し、上記授業計画欄に記載した到達目標の到達度を測定して評価する(100%)。
フィードバック方法:定期試験の問題に関しては、試験後に詳細な解答例を配付し、自己採点を促すとともに、問題の解答の仕方を深く学習していただきます。
授業外における
学習方法及び
履修にあたって
の注意事項
講義はほぼ指定した教科書に沿って行われるため、あらかじめ教科書の該当箇所を予習しておくこと(30分間程度)。
毎回授業の最後にその回の講義内容に係る復習課題を実施するので、その課題を参考に講義内容を復習しておくこと(1時間程度)。