授業内容 (到達目標を含む) |
この授業は、コンピュータープログラミング未経験、または入門者を対象に、Pythonプログラミングの基礎を段階的に習得することを目的とする。
講義では、まずプログラミングの基本概念から始まり、Pythonの概要、開発環境構築について学ぶ。その後、変数、データ型、条件分岐、繰り返し処理といった基本的な構文を習得し、簡単なプログラム作成を通して理解を深める。さらに、リストの基本と応用、関数の定義と利用、そしてライブラリを用いた様々なプログラミングを学習する。GUIプログラミングを通じて簡単なアプリケーション作成も行う。
最後には、学習内容の総復習として、自由なテーマでプログラムを作成することで応用力を養う。各授業では演習時間を設け、学生が実際に手を動かしながら理解を深めることを重視する。
講義の前提条件として、プログラミングについての知識は不要。しかし、パソコンの基本的な利用方法、特にキーボードの文字入力で、全角と半角の文字を正しく区別し入力できることが必要となる。
【到達目標1】プログラミングの基本的な概念の理解
【到達目標2】プログラミングにおける表現力の習得
【到達目標3】プログラミングの応用と発展への意識
※ディプロマポリシーとの関連については所属する学類・学科のカリキュラムマップを参照してください。
E20-DI03 L20-DI03 I20-DI03 |
授業計画 |
1 |
プログラミングとは? |
2 |
Pythonの開発環境構築 |
3 |
Pythonの基本構文(1) |
4 |
Pythonの基本構文(2) |
5 |
条件分岐(if文) |
6 |
繰り返し処理(for文) |
7 |
繰り返し処理(while文) |
8 |
リストの基本 |
9 |
リストの応用 |
10 |
関数の基本 |
11 |
関数の応用 |
12 |
ライブラリの利用(1) |
13 |
ライブラリの利用(2) |
14 |
GUIライブラリの応用 |
15 |
授業まとめとプログラム作成 |
|
教科書 |
Web上から提供する |
参考文献 |
榎本 竜二編, 「プログラムのつくりかた Python 入門編 Lv.0」, 実教出版, 2022年, ISBN 978-4-407-35254-2
Web上で提供される以下のPythonドキュメントも参考にすること
「Python 言語リファレンス」, Pythonドキュメント, https://docs.python.org/ja/3/reference/
「Python チュートリアル」, Pythonドキュメント, https://docs.python.org/ja/3/tutorial/
「ゼロからのPython入門講座」, Python Japan, https://www.python.jp/train/ |
評価方法・基準 |
評価対象:授業への参加度、課題レポート |
評価基準:評価基準: 成績は授業内活動を50%、最終課題レポート50%で判断する。
到達目標については、授業内活動と授業内で出す講義課題で判断する。フィードバックについては、Classroomに提出された講義課題に対してコメントして返却する。 |
|
授業外における 学習方法及び 履修にあたって の注意事項 |
事前にプログラミングについて疑問点を60分程度かけて明らかにしておくこと。
授業は前の授業を受けて進める形を取る。授業で難しいと思われる部分があった場合、配布資料や参考文献を元に120分程度の時間をかけ内容の理解に務めること。また、授業を休んだ場合は、公開されている資料を元に復習をおこなっておくこと。
プログラミング環境は、授業では教室のLinux上のPythonとVisual Studio Codeを使用する。自宅での復習を行う場合はそれぞれインストールして活用すること。
https://code.visualstudio.com/
https://www.python.org/ |