<< 最終更新日:2025年1月31日 >>
基本情報
時間割コード113566 開講期前期
科目名プログラミング(Python)
講義題目
開講学年2年
曜日・時限月2 単位数2
担当教員野方純

詳細情報
授業内容
(到達目標を含む)
この授業は、コンピュータープログラミング未経験、または入門者を対象に、Pythonプログラミングの基礎を段階的に習得することを目的とする。

講義では、まずプログラミングの基本概念から始まり、Pythonの概要、開発環境構築について学ぶ。その後、変数、データ型、条件分岐、繰り返し処理といった基本的な構文を習得し、簡単なプログラム作成を通して理解を深める。さらに、リストの基本と応用、関数の定義と利用、そしてライブラリを用いた様々なプログラミングを学習する。GUIプログラミングを通じて簡単なアプリケーション作成も行う。

最後には、学習内容の総復習として、自由なテーマでプログラムを作成することで応用力を養う。各授業では演習時間を設け、学生が実際に手を動かしながら理解を深めることを重視する。

講義の前提条件として、プログラミングについての知識は不要。しかし、パソコンの基本的な利用方法、特にキーボードの文字入力で、全角と半角の文字を正しく区別し入力できることが必要となる。

【到達目標1】プログラミングの基本的な概念の理解
【到達目標2】プログラミングにおける表現力の習得
【到達目標3】プログラミングの応用と発展への意識

※ディプロマポリシーとの関連については所属する学類・学科のカリキュラムマップを参照してください。

E20-DI03 L20-DI03 I20-DI03
授業計画
1 プログラミングとは?
2 Pythonの開発環境構築
3 Pythonの基本構文(1)
4 Pythonの基本構文(2)
5 条件分岐(if文)
6 繰り返し処理(for文)
7 繰り返し処理(while文)
8 リストの基本
9 リストの応用
10 関数の基本
11 関数の応用
12 ライブラリの利用(1)
13 ライブラリの利用(2)
14 GUIライブラリの応用
15 授業まとめとプログラム作成
教科書 Web上から提供する
参考文献 榎本 竜二編, 「プログラムのつくりかた Python 入門編 Lv.0」, 実教出版, 2022年, ISBN 978-4-407-35254-2

Web上で提供される以下のPythonドキュメントも参考にすること
「Python 言語リファレンス」, Pythonドキュメント, https://docs.python.org/ja/3/reference/
「Python チュートリアル」, Pythonドキュメント, https://docs.python.org/ja/3/tutorial/
「ゼロからのPython入門講座」, Python Japan, https://www.python.jp/train/
評価方法・基準
評価対象:授業への参加度、課題レポート
評価基準:評価基準: 成績は授業内活動を50%、最終課題レポート50%で判断する。

到達目標については、授業内活動と授業内で出す講義課題で判断する。フィードバックについては、Classroomに提出された講義課題に対してコメントして返却する。
授業外における
学習方法及び
履修にあたって
の注意事項
事前にプログラミングについて疑問点を60分程度かけて明らかにしておくこと。

授業は前の授業を受けて進める形を取る。授業で難しいと思われる部分があった場合、配布資料や参考文献を元に120分程度の時間をかけ内容の理解に務めること。また、授業を休んだ場合は、公開されている資料を元に復習をおこなっておくこと。

プログラミング環境は、授業では教室のLinux上のPythonとVisual Studio Codeを使用する。自宅での復習を行う場合はそれぞれインストールして活用すること。
https://code.visualstudio.com/
https://www.python.org/