<< 最終更新日:2025年1月20日 >>
基本情報
時間割コード107777 開講期前期
科目名病理学
講義題目
開講学年2年
曜日・時限火2 単位数2
担当教員山下政宣

詳細情報
授業内容
(到達目標を含む)
病理学とは疾患の本質を明らかにするもので、基礎医学、臨床医学の別を問わず、医学全体と密接な関係を持ち、その基本をなす学問である。このためチームワークのもとで成り立つ医療従事者たるもの、正しい病理学的知識を身に付けていることが要求される。講義では病理学概念から導入し、疾患の本質をどのように見極めるのか、その考え方、捉え方を解説し、理解を深めてもらう。
講義の構成は、前半が総論的な内容で、後半を各論的な内容としている。総論的講義では疾患に対する病理学的な考え方、見方、捉え方などを解説し、まず、基礎的概念を修得してもらう。この上にたって、後半の各論、すなわち、体内各器官系統においてみられる疾患に対して、どのような視点からその疾患を理解していけば良いのか解説し、疾患に対する病理学的アプローチの基本を修得してもらう。
内容が豊富なため、必ず平行して復習と自己学習を行なうことを前提とする。
到達目標1:医療チームの一員として疾患と向き合える「眼」を養う。
到達目標2:専門用語を説明できる。
到達目標3:疾患の本質を理解する。
対応するディプロマ・ポリシー
理学療法学分野についての基礎的な知識および技能を修得し、基本的な理学療法を実践することができる(DP1)。
P20-0209
授業計画
1 病理学とは何か、身体と細胞、器官の成り立ち
2 代謝と退行性病変、進行性病変
3 循環障害
4 炎症
5 免疫、アレルギー
6 感染症
7 腫瘍
8 遺伝と先天異常
9 各論:循環器系
10 各論:呼吸器系
11 各論:消化器系
12 各論:内分泌系
13 各論:泌尿器系
14 各論:脳神経
15 まとめ
教科書
参考文献 岩田隆子・他編集「わかりやすい病理学5版」(南江堂)2008年 ISBN: 978-4-524-25035-6
笹野公伸・他編集「シンプル病理学5版」(南江堂)2007年 ISBN: 978-4-524-24318-1
評価方法・基準
評価対象:授業への参加度、定期試験
評価基準:成績は定期試験で評価する。ただし、授業回数の2/3以上の出席率をもって受験資格とする。定期試験の要点については授業内で解説を行う。
授業外における
学習方法及び
履修にあたって
の注意事項
毎回、資料配布予定。
次回の授業範囲を予習し、専門用語の意味等を理解しておくこと(90分)。
授業で講義した内容について90分復習してノートにまとめておくこと。