<< 最終更新日:2025年2月5日 >>
基本情報
時間割コード107987 開講期後期
科目名再生医学
講義題目
開講学年6年
曜日・時限火3 単位数1
担当教員山本直樹

詳細情報
授業内容
(到達目標を含む)
【一般目標】
医療には、薬物を用いる薬物療法以外にも、自己修復力を引き出して欠損した機能を回復させる医療として再生医療が知られている。再生医療においては、分子生物学、遺伝子・細胞工学など様々な技術を駆使しつつ、自由な発想に基づき既存の領域 にとらわれない包括的・融合的な研究が行われている。近年、再生医学が研究レベルから臨床応用への段階に進んだことを踏まえ、最先端の医療の一つである再生医療についての知識を修得する。

【到達目標】
授業計画内に薬学教育モデル・コアカリキュラムに準拠、関連した到達目標、および独自の到達目標を記載する。

卒業認定・学位授与の方針との関連性については、カリキュラムマップ及びカリキュラムツリーを確認してください。

Y18-0605
授業計画
1 序論
従来の治療と再生医療の違い
関連SBOs
 旧カリC8-2-1
SBOs
 SBO1:万能細胞とは何かを説明できる。
 SBO2:細胞の増殖と分化について説明できる。
 SBO3:細胞の初期化について説明できる。
2 皮膚・軟骨に関する再生医療
関連SBOs
 旧カリC8-2-1
SBOs
 SBO1:再生医療とは何かを説明できる。
 SBO2:再生医療における万能細胞の役割について説明できる。
 SBO3:再生医療の問題点(癌化、倫理問題)について説明できる。
3 歯胚・角膜に関する再生医療
関連SBOs
 旧カリC8-2-1
SBOs
 SBO1:再生医療とは何かを説明できる。
 SBO2:再生医療における万能細胞の役割について説明できる。
 SBO3:再生医療の問題点(癌化、倫理問題)について説明できる。
4 骨髄細胞に関する再生医療
関連SBOs
 旧カリC8-2-1
SBOs
 SBO1:再生医療とは何かを説明できる。
 SBO2:再生医療における万能細胞の役割について説明できる。
 SBO3:再生医療の問題点(癌化、倫理問題)について説明できる。
5 ES細胞について
関連SBOs
 旧カリC8-2-1
SBOs
 SBO1:万能細胞とは何かを説明できる。
 SBO2:細胞の増殖と分化について説明できる。
 SBO3:細胞の初期化について説明できる。
6 iPS細胞について−1:
どのようにして樹立されたのか
関連SBOs
 旧カリC8-2-1
SBOs
 SBO1:再生医療とは何かを説明できる。
 SBO2:再生医療における万能細胞の役割について説明できる。
 SBO3:再生医療の問題点(癌化、倫理問題)について説明できる。
7 iPS細胞について−2:
脳血管障害、神経変性疾患等の疾患に対する臨床応用
関連SBOs
 旧カリC8-2-1
SBOs
 SBO1:再生医療とは何かを説明できる。
 SBO2:再生医療における万能細胞の役割について説明できる。
 SBO3:再生医療の問題点(癌化、倫理問題)について説明できる。
8 まとめ
教科書 指定なし。
参考文献 再生医療の最前線 2010―ES・iPS・組織幹細胞の特性の理解と分化誘導、創薬・臨床応用に向けた品質管理、 (実験医学増刊 Vol. 28-2) [単行本]
単行本: 233ページ
出版社: 羊土社 (2010/01)
ISBN-10: 4758103046
ISBN-13: 978-4758103046
評価方法・基準
評価対象:定期試験、課題レポート
評価基準:定期試験(100%)により評価する。

課題に対するフィードバックは、講義中にポイントを押さえた解説を行う。
授業外における
学習方法及び
履修にあたって
の注意事項
授業への積極的参加には予習(90分)が、授業で学んだ知識の確実な習得には復習(90分)が不可欠です。そのような自学自習への取り組みによって、授業での学修を有意義なものにしてください。