<< 最終更新日:2025年2月5日 >>
基本情報
時間割コード107922 開講期前期
科目名呼吸・循環障害理学療法学実習
講義題目
開講学年3年
曜日・時限水4,水5 単位数1
担当教員田中みどり

詳細情報
授業内容
(到達目標を含む)
呼吸器,循環器疾患の病態を踏まえたうえで,理学療法士として必要な情報収集,検査項目を選択,実施できるよう進めていく.また,評価結果を踏まえた治療の選択と,リスク管理を怠らない理学療法の実施が出来るよう学習する.国家試験範囲に入る必須科目である.ディプロマ・ポリシーとの関連については,理学療法学科のカリキュラムマップを参照して下さい.
到達目標
1.呼吸器,循環器疾患のフィジカルアセスメントが出来る
2.呼吸器,循環器疾患の病態を踏まえた検査項目選択,実施が出来る
3.呼吸器,循環器疾患の病態,評価結果を踏まえ,リスク管理を行いながら理学療法治療の実施が出来る
4.呼吸器,循環器リハビリテーションという広い観点からチームアプローチを理解できる
p20-03 23
授業計画
1 オリエンテーション・病態の整理
2 呼吸理学療法の評価1:フィジカルアセスメント(視診,触診)
3 呼吸理学療法の評価2:フィジカルアセスメント(聴診,打診)
4 呼吸理学療法の評価3:運動耐用能の評価(運動負荷試験)
5 呼吸理学療法の評価4:運動耐用能,筋力,ADL,QOL,栄養,心理
6 循環器理学療法の評価1:フィジカルアセスメント(視診,触診,聴診,打診)
7 循環器理学療法の評価2:運動耐用能,筋力,ADL,QOL,栄養,心理
8 循環器疾患の評価1:心電図,血液,その他診断のための検査
9 循環器疾患の評価2:心エコー,レントゲン
10 呼吸理学療法基本手技1:コンディショニング
11 呼吸理学療法基本手技2:排痰,パニックコントロール,運動療法とリスク管理
12 循環器疾患の理学療法1:急性期運動療法とリスク管理
13 循環器疾患の理学療法2:慢性期運動療法と包括的リハビリテーション
14 排痰・吸引について
15 まとめ
教科書 理学療法テキスト 内部障害理学療法学 呼吸 第3版 中山書店 2022年  ISBN:978-4-521-74817-7.
循環器リハビリテーションの理論と技術 改訂第2版 メディカルビュー 2020年 ISBN-10 ‏ : ‎ 4758319421 ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4758319423.
参考文献 講義の中で参考図書および関連文献を提示する。
評価方法・基準
評価対象:発言、中間,後期テスト、定期試験、課題レポート
評価基準:課題レポート10%、中間及び後期テストそれぞれ45%、2つのテストの結果で定期試験の詳細が決定される.発言を加点している.前半・後半のテスト採点後伝達可能としている.最終成績は大学からの発送で確認する形式を取っている.成績評価基準は,到達目標1-4を6割以上有すること.
授業外における
学習方法及び
履修にあたって
の注意事項
呼吸器系・循環器系の解剖学、運動生理学、内科学に関する基礎知識を有していることが前提となるため,予習は教科書読むのに30分,復習は整理してまとめるので60分を要する.