<< 最終更新日:2025年2月3日 >>
基本情報
時間割コード113551 開講期後期
科目名スポーツ心理学
講義題目
開講学年2年
曜日・時限水2 単位数2
担当教員越智祐光

詳細情報
授業内容
(到達目標を含む)
 スポーツの場面では、心理的な作用がパフォーマンスに影響を及ぼし、勝敗をも左右します。競技に伴う心理的な作用と弊害、指導者のメンタルマネジメントなど、スポーツと心の結びつきについて学習し、理解を深める事は、現役選手やコーチなどの指導者の立場において、理解しておかなければならない重要な項目です。
 スポーツ心理学では、心理的な自己管理について理解を深めると共に、実践の場に活用できるメンタルトレーニングスキルの基礎を学習します。また、コミュニケーションスキルや対象者の状態を理解、把握する事の重要性についても学習し、指導者としての考え方について理解を深めます。
到達目標
1.スポーツを介した人の心理についての理解。
2.心理面から見たスポーツに対する理解。
3.心理的競技能力における先行研究についての理解。


※ディプロマ・ポリシーとの関連については、所属する学類・学科のカリキュラムマップを参照してください

E24-DS02
授業計画
1 スポーツと心(スポーツ心理学の定義)
2 スポーツと心の関係
3 スポーツと心に関わる諸問題Ⅰ
発達、加齢に関わる問題
4 スポーツと心に関わる諸問題Ⅱ
指導法、競技者の精神面に関わる問題
5 スポーツにおける動機づけ
動機づけとは
6 動機づけを高める方法Ⅰ
目標設定とフィードバックについて
7 動機づけを高める方法Ⅱ
成功体験と期待・感情モデル
8 スポーツの試合の本質とパスの種類についての考え方について
中間期試験
9 コーチングの心理Ⅰ
対象者の技能習得プロセス、コーチの役割
10 コーチングの心理Ⅱ
タイプの分類と性格的特徴
11 コーチングの心理Ⅲ
練習の心理、指導者によるサポート技法
12 コーチングの心理Ⅳ
プレーヤーの個人指導と心理的問題
13 メンタルコンディショニング(サイキングアップ、ピーキング)
14 心理的競技能力についての考察
15 総括と期末期試験
教科書 適宜プリントを配布する
参考文献 日本体育協会テキスト:公認スポーツ指導者養成テキスト(共通科目Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ)
評価方法・基準
評価対象:授業貢献度、課題レポート、小テスト
評価基準:中間期試験40%、期末期試験40%、課題・レポート20%
※全授業の2/3以上の出席者のみ、受験資格を与える
試験・課題へのフィードバック方法
授業の中で解説・講評する
授業外における
学習方法及び
履修にあたって
の注意事項
【授業外における学習方法】
スポーツの世界を知る為に、スポーツに関わる情報を収集しておくこと。参考文献である日本体育協会テキスト:公認スポーツ指導者養成テキスト(共通科目Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ)のシラバスに即した項目の配布資料を予習90分以上、及び配布資料と照らし合わせた復習を90分以上行うこと。