授業内容 (到達目標を含む) |
【概要・一般目標】新しく臨床現場に導入される医薬品および今後開発が期待される新規医薬品の標的分子、新規作用機序について、その有用性や開発の必要性、既存の医薬品との差異を比較することにより、新規医薬品の開発に至る経緯やその特徴について理解を深めることを目的とする。
【到達目標】授業計画内に薬学教育モデル・コアカリキュラムに準拠、関連した到達目標、および独自の到達目標を記載する。
※ディプロマ・ポリシーとの関連については、薬学部のカリキュラムマップを参照してください。
Y13-0609 |
授業計画 |
1 |
抗炎症薬の開発をめざした免疫担当細胞の機能調節の研究について(通山)
C8-1-2-3, C8-1-3-5, C8-2-1-1
旧カリ C10-1-2-4, C10-1-3-5, C10-2-1-2
SBO1: 過剰な炎症に至る免疫反応の制御破綻の分子メカニズムを説明できる。 |
2 |
漢方と西洋医学の併用における現代の薬物療法について(中村)
C5-1-3-2, C5-2-1-3, C5-2-1-4, C5-2-1-5, E2-10-2-1, E2-10-2-3, E2-10-3-1
旧カリC7-1-4-2, C7-1-4-3, C7-1-4-4, C7-2-1-1, C7-3-1-1, C7-3-1-5, C7-3-1-6 |
3 |
アレルギー性鼻炎の病態形成機構の解明とその制御(長久保)
C8-2-1-1, C8-2-1-2, C8-2-1-3
旧カリC10-2-1-1, C10-2-1-2, C10-2-1-3, C10-2-1-4
SBO1:アレルギー性鼻炎の病態形成に関わる分子メカニズムを説明できる。 |
4 |
ファーマコゲノミクス-患者のゲノム情報を活用した新たな治療戦略(細畑)
【E3-3-1-2,E3-3-1-3,E3-3-5-1】
旧カリ【C17-3-3-1,C17-3-3-3】
SBO1:患者のゲノム情報などのバイオマーカーを理解して、個々の患者に応じた適切な薬物治療を提案し、実践することができる。 |
5 |
創薬の基礎研究:生体膜の構造からくすりの吸収・動態を予測する(岡村)
SBO1:アドバンスト生体分子間相互作用の解析法を概説できる。
SBO2:核磁気共鳴(NMR)スペクトル測定法の生体分子解析への応用例について説明できる。 |
6 |
ホスト・ゲスト化学を通した研究開発(阿部)
C2, C4
旧カリ C4, C5, C6, C7 |
7 |
新薬の医療経済学(栁澤振一郎)
SBO1: |
8 |
神経変性疾患の克服を目指した創薬研究(関)
E2-1-3-9,E2-1-3-10,E2-1-3-14
旧カリC13-2-4,C14-3-6-4,C14-3-6-5
SBO1: 神経変性疾患の発症メカニズムと現状の治療薬の作用メカニズムを説明できる。 |
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教科書 |
資料およびプリントを適宜配布する。 |
参考文献 |
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評価方法・基準 |
評価対象:課題レポート |
評価基準:上記の到達目標について、課題レポート(100%)で評価する。
課題に関わる疑問点については、担当教員が講義中に対応する。 |
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授業外における 学習方法及び 履修にあたって の注意事項 |
積極的に受講して、新規医薬品についての理解を深めること。(90分) |
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