<< 最終更新日:2025年1月28日 >>
基本情報
時間割コード103787 開講期後期
科目名身体の科学II
講義題目
開講学年1年
曜日・時限金1 単位数2
担当教員柴田克志,酒井伸也

詳細情報
授業内容
(到達目標を含む)
【概要】
生物学の基礎からヒトの基本的な解剖や生理機能・病態生理・薬物療法などについて学習することで、人体のしくみや病気に関する理解を深める事を目的とする。

【到達目標】
1. 生物学の基礎からヒトの基本的な解剖や生理機能を理解し説明する。
2. 人体のしくみや病気について理解し説明する。
3. 代表的疾患の病態生理・薬物療法についてを理解し説明する。

※ ディプロマ・ポリシーとの関連性については、カリキュラムマップを参照してください。

Y24-0135 E24-FF02
Y18-0135 I20-FF02 L20-FF02 E20-FF02
Y13-0135 I16-FF02 L16-FF02 E16-FF02
授業計画
1 生物学の基礎(1)生体の基本的な構造と機能を細胞、組織、器官に関係づけて概説する。
2 生物学の基礎(2)細胞、細胞内小器官の構造と機能について説明する。
3 生物学の基礎(3)細胞分裂・増殖についての基本的事項を概説する。
4 生物学の基礎(4)遺伝の基本法則について説明する。
5 分子生物学の基礎(1)核酸の構造、機能に関する基本的知識を修得する。
6 分子生物学の基礎(2)遺伝子の構造、機能、転写と翻訳の基本的メカニズムについて説明する。
7 分子生物学の基礎(3)遺伝子多型の医学における意義を理解する。
8 呼吸器の生理機能と疾患(1)呼吸器の解剖・生理についての基礎的事項を概説する。
9 呼吸器の生理機能と疾患(2)代表的な呼吸器疾患についての病態生理・薬物治療法について概説する。
10 循環器の生理機能と疾患(1)循環器の解剖・生理についての基礎的事項を概説する。
11 循環器の生理機能と疾患(2)代表的な循環器疾患についての病態生理・薬物治療法について概説する。
12 血液・体液について(1)体液の組成、血液の成分、血球の機能など血液学の基礎的事項を概説する。
13 血液・体液について(2)代表的な血液疾患についての病態生理・薬物治療法について概説する。
14 腎臓の生理機能と疾患(1)腎臓の解剖・生理についての基礎知識を修得する。
15 腎臓の生理機能と疾患(2)代表的な腎疾患についての病態生理・薬物治療法について概説する。
教科書 プリントを配布する。
参考文献 中村桂子・松原謙一 監訳、Essential細胞生物学原書第4版、南江堂、2016年、ISBN978-4-524-26199-4
田中越郎 著、好きになる生理学、講談社サイエンティフィク、2003年、ISBN978-4-06-153437-7
評価方法・基準
評価対象:定期試験、小テスト
評価基準:評価対象:定期試験、小テスト
評価基準:成績は、定期試験80%、小テスト20%の比率で総合評価する。
Classroomを利用して評価とコメントを返却する。
授業外における
学習方法及び
履修にあたって
の注意事項
予習(90分以上):授業前に配布されたプリントをよく読み、質問事項をまとめておく事。
復習(90分以上):単元ごとに小テストを実施するので、授業後にも十分に復習し知識を定着させ、質問事項があればまとめておく事。薬学部生にとっては2年次以降の準備教育にも位置づけられるので、しっかり修得するように。