授業内容 (到達目標を含む) |
概要:発話障害である吃音について解説する。発達途上ならびに後天的に生じる吃音の発生と定義、原因論について学ぶ。吃音児・者が抱える問題を知り、情報収集、評価法、治療についてまた、具体的な検査の施行法や、DAF、流暢性促進訓練、メンタルリハーサル法等の具体的技法について学び、吃音の病態を理解できること。
到達目標1.吃音の基本的症状が説明できること。
到達目標2.吃音の発症メカニズムを多角的に推論できること。
到達目標3.吃音がもたらす問題と支援の原則について説明できること。
※ディプロマポリシーとの関連については、所属する学科のカリキュラムマップを参照してください。
S10-0332 |
授業計画 |
1 |
定義と鑑別診断 |
2 |
発症のメカニズム、原因論 |
3 |
評価・検査(1)概説 |
4 |
評価・検査(2)吃音検査法 |
5 |
治療(1)概説 |
6 |
治療(2)小児の治療 |
7 |
治療(3)成人の治療 |
8 |
社会参加、セルフヘルプ(ケア)グループ |
|
教科書 |
城本修・原由紀 編集「標準言語聴覚障害学 発声発語障害学 第3版」,医学書院,2021,ISBN978-4-260-04289-5 |
参考文献 |
池田泰子・坂田善政編著「クリア言語聴覚療法7 吃音・流暢性障害」,建帛社,2024,ISBN978-4-7679-4557-6 |
評価方法・基準 |
評価対象:定期試験 |
評価基準:定期試験100%として評価する。
到達目標1~3について「定期試験」を重視し、講義中の発言なども考慮して到達度を測定する。
フィードバック方法:
Classroomを利用して評価とコメントを返却する。 |
|
授業外における 学習方法及び 履修にあたって の注意事項 |
専門用語の丸暗記でなく、総合的な理解が必要。教科書を事前に45分読んで予習し、講義後に教科書やノートを45分復習すること。 |