<< 最終更新日:2025年2月3日 >>
基本情報
時間割コード105405 開講期前期
科目名発声発語・嚥下障害学II
講義題目
開講学年2年
曜日・時限金3 単位数1
担当教員為季周平

詳細情報
授業内容
(到達目標を含む)
概要:発話障害である吃音について解説する。発達途上ならびに後天的に生じる吃音の発生と定義、原因論について学ぶ。吃音児・者が抱える問題を知り、情報収集、評価法、治療についてまた、具体的な検査の施行法や、DAF、流暢性促進訓練、メンタルリハーサル法等の具体的技法について学び、吃音の病態を理解できること。
到達目標1.吃音の基本的症状が説明できること。
到達目標2.吃音の発症メカニズムを多角的に推論できること。
到達目標3.吃音がもたらす問題と支援の原則について説明できること。
※ディプロマポリシーとの関連については、所属する学科のカリキュラムマップを参照してください。
S10-0332
授業計画
1 定義と鑑別診断
2 発症のメカニズム、原因論
3 評価・検査(1)概説
4 評価・検査(2)吃音検査法
5 治療(1)概説
6 治療(2)小児の治療
7 治療(3)成人の治療
8 社会参加、セルフヘルプ(ケア)グループ
教科書 城本修・原由紀 編集「標準言語聴覚障害学 発声発語障害学 第3版」,医学書院,2021,ISBN978-4-260-04289-5
参考文献 池田泰子・坂田善政編著「クリア言語聴覚療法7 吃音・流暢性障害」,建帛社,2024,ISBN978-4-7679-4557-6
評価方法・基準
評価対象:定期試験
評価基準:定期試験100%として評価する。

到達目標1~3について「定期試験」を重視し、講義中の発言なども考慮して到達度を測定する。

フィードバック方法:
Classroomを利用して評価とコメントを返却する。
授業外における
学習方法及び
履修にあたって
の注意事項
専門用語の丸暗記でなく、総合的な理解が必要。教科書を事前に45分読んで予習し、講義後に教科書やノートを45分復習すること。