<< 最終更新日:2025年1月30日 >>
基本情報
時間割コード107667 開講期後期
科目名分析化学II
講義題目
開講学年2年
曜日・時限金4 単位数2
担当教員安岐健三

詳細情報
授業内容
(到達目標を含む)
【概要・一般目標】生体内で起こる反応は、時間とともに進行し見かけ上変化が起こらなくなった化学平衡の状態に達する。ここでは、分析化学で用いられる溶液反応の化学平衡(酸・塩基平衡、キレート平衡、沈殿平衡、酸化還元平衡)に関する基本的な事項を学び、その知識を基礎とした各種容量分析法(滴定法)を習得する。

【到達目標】下記授業計画欄に記載した、薬学教育モデル・コアカリキュラムに準拠したSBOを到達目標とする。

※ディプロマ・ポリシーとの関連については、薬学部医療薬学科のカリキュラムマップを参照してください。
Y18-0217
授業計画
1 酸・塩基平衡の概念について説明できる。
C2-2-1-1
2 pHおよび解離定数について説明できる。
C2-2-1-2
3 緩衝作用や緩衝液について説明できる。
C2-2-1-4
4 中和滴定(非水滴定を含む)の原理、操作法および応用例を説明できる。
C2-3-2-1
5 酸・塩基平衡・中和滴定まとめ
6 錯体・キレート生成平衡について説明できる。
C2-2-2-1
7 キレート滴定の原理、操作法および応用例を説明できる。
C2-3-2-2
8 キレート生成平衡・キレート滴定まとめ
9 沈殿平衡について説明できる。
C2-2-2-2
10 沈殿滴定の原理、操作法および応用例を説明できる。
C2-3-2-3
11 沈殿平衡・沈殿滴定まとめ
12 酸化還元平衡について説明できる。
C2-2-2-3
13 酸化還元滴定の原理、操作法および応用例を説明できる。
C2-3-2-4
14 酸化還元平衡・酸化還元滴定まとめ
15 日本薬局方収載の代表的な医薬品の容量分析を実施できる。
C2-3-2-5
教科書 「パートナー分析化学Ⅰ(改訂第4版)」ISBN=978-4-524-40384-4
※すでに改訂第3版を購入している者は第3版でも構わないが、配付資料などに書かれている記述は第4版の内容となる。
参考文献
評価方法・基準
評価対象:定期試験
評価基準:定期試験を実施し、上記授業計画欄に記載した到達目標の到達度を測定して評価する(100%)。
フィードバック方法:定期試験の問題に関しては、試験後に詳細な解答例を配付し、自己採点を促すとともに、問題の解答の仕方を深く学習していただきます。
授業外における
学習方法及び
履修にあたって
の注意事項
講義は指定した教科書に沿って行われるため、あらかじめ教科書の該当箇所を予習しておくこと(30分間程度)。
毎回授業の最後にその回の講義内容に係る復習課題を実施するので、その課題を参考に講義内容を復習しておくこと(1時間程度)。