授業内容 (到達目標を含む) |
加齢に伴い出現する身体的・心理的特徴について理解する。また、老年期の作業遂行障害及び遂行要素の問題について理解するとともに、治療的介入方法について学習する。老年期の健康の概念、疾患と障害、老年期障害の代表的疾患である認知症のリハビリテーション等の理解を深め、老年期作業療法を実施する上での基本的知識を習得する。また老年期作業療法に関連の深い介護保険制度についても理解を深める。
到達目標1 高齢者の身体的・精神的特徴について説明できる.
到達目標2 高齢者に多い疾患と障害について説明できる.
到達目標3 疑問に対し自ら調べ、解決に向けた働きかけができる.
作業療法学科におけるディプロマポリシーとの関連:1.知識と理解(倫理観)、2.対象者の理解と実践
O20-2324 |
授業計画 |
1 |
老年期作業療法学の基礎1(高齢社会,高齢期の課題,制度等)林 |
2 |
老年期作業療法学の基礎2(高齢期の特徴,疾患,リスク等)林 |
3 |
老年期疾患別作業療法(認知症:脳血管性、アルツハイマー型)林 |
4 |
老年期疾患別作業療法(認知症:レビー小体型、その他)林 |
5 |
老年期疾患別作業療法(整形疾患:骨折、変形性関節症)林 |
6 |
老年期疾患別作業療法(整形疾患:リウマチ、その他)林 |
7 |
老年期疾患別作業療法 (糖尿病)林 |
8 |
老年期疾患別作業療法(呼吸器系の生理)須藤 |
9 |
老年期疾患別作業療法(呼吸器脳の評価)須藤 |
10 |
老年期疾患別作業療法(循環器系の生理)須藤 |
11 |
老年期疾患別作業療法(循環器系の評価)須藤 |
12 |
老年期疾患別作業療法(精神・心理面:記憶力・注意力・集中力) 林 |
13 |
老年期疾患別作業療法(精神・心理面:老人性うつ、体力、ロコモティブシンドローム) 林 |
14 |
老年期疾患別作業療法(精神・心理面:高齢者の心理的特徴、喪失体験)林 |
15 |
老年期作業療法総括 林 |
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教科書 |
監修:矢谷 令子 編集:松房 利憲/新井 健五.《標準作業療法学 専門分野≫高齢期作業療法学 第3版 医学書院 2016年01月 ISBN978-4-260-02440-2 |
参考文献 |
日本作業療法士協会:作業療法学全書 改訂第3版 老年期.協同医書出版,2008 |
評価方法・基準 |
評価対象:定期試験 |
評価基準:定期試験100%で評価する。
到達目標1〜3について、定期試験を重視し、到達度を評価する。
フィードバック方法:
授業中、授業後に関わらず、疑問点等がある場合には、随時対応する。
授業中で時間的に対応が難しい場合には、その都度曜日、時間等を設定し、後ほど対応する。 |
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授業外における 学習方法及び 履修にあたって の注意事項 |
質問があれば,授業内に質問してください.授業前後に45分以上の予習復習を行うこと. |