授業内容 (到達目標を含む) |
【概要】
この授業では、日商簿記検定2級の工業簿記について学習する。
メーカーは製品の製造にかかった費用(原価)を計算し、それに一定の利益を付加して販売する。したがって、製造原価の計算は非常に重要なポイントとなる。この製品の原価を計算することを原価計算といい、その原価計算の結果を記録・報告することが工業簿記である。
授業の進め方としては、レジュメを配布して解説を行い、授業の最後にその回の授業で学習した内容に関する練習問題を解いて理解の定着を図る。
【到達目標】
①原価計算の流れを説明できる。
②個別原価計算のやり方を習得する。
③総合原価計算のやり方を習得する。
④標準原価計算のやり方を習得する。
⑤CVP分析のやり方を習得する。
※ディプロマ・ポリシーとの関連については、所属する学類・学科のカリキュラムマップを参照してください。
I20-DA01 L20-DA01 E20-DA01 |
授業計画 |
1 |
ガイダンス |
2 |
原価計算の基礎 |
3 |
原価 |
4 |
材料費 |
5 |
労務費、経費 |
6 |
個別原価計算 |
7 |
総合原価計算(1) 先入先出法と平均法 |
8 |
総合原価計算(2) 工程別総合原価計算 |
9 |
総合原価計算(3) 組別総合原価計算 |
10 |
総合原価計算(4) 等級別総合原価計算 |
11 |
標準原価計算(1) 標準原価の計算 |
12 |
標準原価計算(2) 標準原価差異の分析 |
13 |
CVP分析(1) CVP分析の意義 |
14 |
CVP分析(2) 損益分岐点分析 |
15 |
まとめ |
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教科書 |
レジュメを配布する。 |
参考文献 |
なし |
評価方法・基準 |
評価対象:練習問題、定期試験 |
評価基準:成績は、毎回の授業の最後に行う練習問題30%、定期試験70%を基準に総合的に評価する。
到達目標①~⑤については、各回の練習問題および定期試験によりその到達度を測定する。
【フィードバック方法】
練習問題については、各回で採点する際に解説することにより行う。 |
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授業外における 学習方法及び 履修にあたって の注意事項 |
【授業外における学習方法】
・レジュメは授業前にClassroomにアップしておくので、事前に読んでおくこと(90分程度)。
・毎回授業の最後に練習問題を解いてもらうので、それを再度解いて復習しておくこと(90分程度)。
【履修にあたっての注意事項】
・授業で計算問題を解くので毎回電卓を持参すること。 |