授業内容 (到達目標を含む) |
概要:この講義ではミクロ経済学の基本的なツールと知識を概説する。マクロ経済が一国の経済を対象とする一方で、ミクロ経済学は消費者や生産者といった個別の主体を対象とする。ミクロ経済学を学習することにより、我々はいかに生きるべきかを合理的な視点から考察できるようになること、そして、その答えに対してももう一段階さらに自主的に考えられるようになることを目的として講義を行う。
到達目標1:ミクロ経済学の基礎的な知識を習得する。
到達目標2:経済や社会に自主的に関心を持つ。
到達目標3:論理的な思考力と適切な説明力を身につける。
※ディプロマ・ポリシーとの関連については、所属する学類・学科のカリキュラムマップを参照してください。
E16-DE02 L16-DE02 I16-DE02 |
授業計画 |
1 |
イントロダクション |
2 |
ミクロ経済学の補足(1) 消費者行動 |
3 |
ミクロ経済学の補足(2) 生産者行動 |
4 |
ミクロ経済学の補足(3) 市場均衡 |
5 |
ミクロ経済学の補足(4) 意思決定 |
6 |
ゲーム理論の補足(1) ゲームの手順 |
7 |
ゲーム理論の補足(2) 均衡 |
8 |
ゲーム理論の補足(3) 動学ゲーム |
9 |
ゲーム理論の補足(4) フォーク定理等の補足 |
10 |
不完全競争(1) 独占 |
11 |
不完全競争(2) カルテル |
12 |
不完全競争(3) クールノー・ナッシュ均衡 |
13 |
不完全競争(4) ベルトラン均衡 |
14 |
不完全競争(5) シュタッケルベルク均衡 |
15 |
ゲーム理論の近年の展開 |
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教科書 |
ポール・クルーグマン、ロビン・ウェルス著 『クルーグマン ミクロ経済学』 東洋経済 2007年 ISBN:978-4492313831 |
参考文献 |
芦屋 政浩著 ミクロ経済学 有斐閣 2009年 ISBN:978-4641163508
井堀利宏著 『入門ミクロ経済学』 新生社 1996年 ISBN:4-88384-078
この他随時指定する。 |
評価方法・基準 |
評価対象:定期試験、小テスト |
評価基準:期末試験70%、小テスト30%で評価する。
そして、Classroomを利用して評価とコメントを返却する。 |
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授業外における 学習方法及び 履修にあたって の注意事項 |
予習と復習をすること。具体的には、授業前に予習としてテキストの読み込みと情報収集を90分行うこと。そして、授業後に議論の確認と再度のテキストの読み込みを90分行うこと。
また、他者との積極的な議論も推奨する。 |