講師 河井 陽介 先生(HRRM役員)、井尻 武志 先生(HRRM役員)
日時 3月14日 火曜日 19時30分~21時
場所 姫路獨協大学 医療保健学部棟2階 運動療法室H201
少しずつ暖かくなってきて、これからは花粉症で悩む方もいらっしゃると思います。 車が汚くなるのを見てイライラしてしまう種継です。 3月定例会は講師として役員の河井と井尻が行いました。
「明日から使えるPNFを用いた起居動作」 発表者:河井
日本PNF学会上級コース修了し、日々PNFを用いて、理学療法を患者さまに提供しています。
前回の「バイオメカニクスに基づく基本動作」の治療編ということで、
「明日から使えるPNFを用いた起居動作」というテーマで発表させて頂くことになりました。
「動作分析で、起居動作の異常パターンは評価出来たけど、異常パターンの修正ができない。」
等の経験があるのではないでしょうか?
PNFの理論を用いて、治療の幅を広げてもらえたらと考えています!とのことで、実技を踏まえての話でした。
動作分析を行う中で、この動作に必要な関節運動はどうだろうか?どんな筋が働いているのだろうか?など考えながら取り組むことで状況に見合った治療を提供できるのを再確認できました。
野球の投球動作などの応用的な素早さのある動きに対しても相分けしながら取り組めば見えてくるものがたくさんあることに気づきました。
「仙腸関節の調節って何?というあなたへ」発表者:井尻
仙腸関節って臨床で聞くわりに学校ではあまり習わない印象がしております。
そこで、仙腸関節の説明と井尻が一番簡単と感じております調整の方法を伝達させていただこうかと思っております。
主な対象は経験年数が若いセラピストの皆様ですが、復習としてや興味のあるセラピストの皆様もどうぞご参加いただけたら幸いかと思います。
こちらも実技を踏まえて行われました。
仙腸関節の微細な動きを考えること、身体を支える中継点として捉えることが大事だと再確認しました。
仙腸関節の隣接関節には大きな動きをする関節があること、筋膜連結を考えると上肢にまで影響があること、これらを考えると「木を見ることと森を見ること」この重要性がわかります。
どちらの内容も臨床で考えながら取り組める内容でした。
2016年4月から毎月1回で計12回の開催ができました。
次回の定例会は未定です。
こんなことがしたい、こんな内容がいい。
などご意見、ご要望がありましたから下記確認の上、当研究会のメールアドレスに連絡してください。
研究会メールアドレス:hrrm2016@yahoo.co.jp
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