留学・国際交流

国際交流事業の取組み
CLSプログラム(重要言語奨学金)

 アメリカ国務省の教育プログラムの一つであるCritical Language Scholarship(重要言語奨学金)を受けて、全米から選抜された学生が姫路獨協大学にやってきます。
 このプログラムは、アメリカ国務省が「国家安全保障にとって重要な役割を果たす言語の人材養成及びアメリカ人にその言語を教えることができる教師の拡大」を目的として設立したもので、他に中国語、アラビア語、ロシア語など13の重要な外国語が対象となっています。
 今回はオハイオ州立大学とオハイオ大学が共同申請したものが採択され、全米の大学に向けて募集し、選抜された学生達です。
 姫路獨協大学は日本で唯一のCLSプログラム開催校(2013~2015年の3年間)として、学内での日本語学習や市内の文化施設見学、伝統文化体験、本学学生・姫路市民との交流、ゆかたまつり・お城まつりへの参加、企業見学など多彩なプログラムで学生達の日本・日本文化理解に資するよう準備しています。

研修期間
平成25年6月8日(土)~8月4日(日)(約8週間)
来学者
大学生(20人)・大学院生(9人) 教員(6人)
カリキュラム内容
[授業時間] 月~金曜日(午前・午後とも2コマ)
[授業内容] 日本語中・上級学習、日本文化学習、課外活動等
主なスケジュール
6月14日(金) 歓迎会
6月16日(日) 獨楽(こま)祭 参加
6月18日(火) 特別講演(本多義昭学長)
6月23日(日)、24日(月) ゆかた祭り(市内)
6月25日(火) 特別講演(小西美典先生 本学名誉教授)
7月8日(月)~11日(木) 同志社大学での授業
7月14日(日) 姫路城清掃ボランティア
7月16日(火) 特別講演(江崎敬三先生 能楽師 福王流)
7月30日(火) 特別講演(井戸良祐先生 能楽師 観世流)
8月1日(木) 送別会
8月2日(金) 発表会、薪能鑑賞

※詳細は国際交流センターへお問い合わせください。

079-223-9156 (直通)

2013-08-02(金)  「学習発表会」を開催しました。

 8月2日(金)、姫路市民のみなさんや教職員をお招きし、CLSプログラム学生が6月から8週間学んできた日本語学習の成果を20周年記念ホールにおいて発表しました。
 発表会は、個人とグループで構成され、学生たちがプログラム作成や司会進行なども担当しました。
 個人の発表では、姫路城、姫路銘菓、姫路モノレール、書写山、姫路のまつりなどの「姫路」にちなんだ研究課題や、長らく姫路で生活をしている日本人ならほとんど注目しないであろうマンホールや猫を取り上げたユニークな事柄が発表されました。
 グループの発表では、日本語学習で学んだタスクを取り入れたスキットを披露していました。男子学生が気になる女子学生をデートに誘い、待ち合わせをするという学生生活の一部を切り取った場面を表現するグループと、誘拐事件を模して行方不明になった学生を、友人らが誘拐犯から取り返すために探し回る場面を表現するグループがあり、どちらのグループのスキットも、学んだ日本語のタスクとユーモアをたっぷりと交え、会場が笑いに包まれる場面もありました。

2013-08-01(木) 送別会を開催しました
 8月1日(木)16時から、CLSプログラム学生を送るイベントとして、学生会館1階「Caféぴあのぴぁ~の」において、送別会を開催しました。
 CLSプログラム学生が日本でお世話になった姫路市職員の方、姫路経営者協会の方、日本玩具博物館の方、播磨会の方、NPO法人の方、宿泊先の関係者、本学学生バディや本学教職員ら約60名の参加があり、各テーブルとも軽食をとりながらゲームや歌、思い出話しにも会話が弾みました。一方で、残り少なくなったCLSプログラム学生との別れに涙するバディもいました。
 今年度のCLSプログラムは送別会をもって終了しますが、来年、再来年に繋がる意義のあるプログラムとなりました。
 出席者のみなさま、そして、CLSプログラムに関わってくださった全てのみなさま、本当にありがとうございました。
2013-07-30(火)  「能面」を着けました。

 16日に引き続き、30日(火)10:30~11:30、『能』の特別講義を受講しました。今回は、大阪市在住の能楽師(観世流シテ方)井戸良祐先生をお招きしました。
 井戸先生は、翁(おきな)、静御前(しずかごぜん)などの「能面」をご持参され、受講生たちに着け方などをご披露されました。また、屋内や屋外にある能舞台を映像で示しながら、「能」の世界を紹介されました。
 「高砂(たかさご)」という謡曲を教わり、受講生全員で謡ったり、「静御前(しずかごぜん)」の衣装を着付けてもらったりしながら、講演会を受講しました。

2013-07-22(月)  ニュースレター「ハイタッチ」 第4号発行

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2013-07-16(火)  「能」を体験しました。

 7月16日(火)午後、CLSプログラム学生は、姫路市在住の能楽師江崎敬三先生をお招きし、本学多目的教室において、日本の伝統芸能である『能』の特別講義を受講しました。
 江崎先生は、能楽作品の演目「菊慈童」、「船弁慶」の映像を鑑賞しながら、<謡(うたい)>、<お囃子(おはやし)>、<舞(まい)>の3つの要素で構成された『能』が表現する世界が紹介されました。時折、ユーモアを交えてお話しされ、終始笑い声が起こり、和やかな雰囲気の中での講演会となりました。

2013-07-14(日)  姫路城を清掃ボランティアに参加しました。

 7月14日(日)、CLSプログラム学生は、姫路城の清掃ボランティアに参加しました。
午前7時、姫路城大手門前に集合し、毎月清掃ボランティア活動をされている団体の「コムサロン」の方々と一緒に姫路城周辺の清掃を行いました。
 その後、プログラム学生は、姫路城三の丸広場で朝食をとり、姫路市職員の方に姫路城大天守修理見学施設「天空の白鷺」を案内していただき、修理の風景や今だけの姫路城の姿を間近で見学しました。 。

2013-07-03(水)  ニュースレター「ハイタッチ」 第2号発行

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2013-06-25(火)  「剣道」に触れました

 6月25日(火)、小西美典名誉教授(元剣道部部長)が「剣道について」という特別講演を開催しました。
 はじめに、剣道の理念、名称、沿革や考え方を話され、剣道とは、敵と戦う技術のみではなく、心身の鍛練と精神の修養であり、武士道と関係して秩序や礼儀作法が重んじられ、それらが剣道精神になるという話がありました。続いて、小西名誉教授と堀口智也剣道部監督の取り組みを鑑賞したり、学生部員らの協力のもと各自竹刀を手にし、素振りをしたりしました。
 最後には短い時間でしたが、CLSプログラム学生らは一人ずつ「めーん」というかけ声とともに小西名誉教授、堀口監督、学生部員らに立ち向かっていき、「剣道」を体験しました。

剣道 特別講義風景1剣道特別講義風景2
2013-06-23(日)  神戸新聞にCLSプログラム学生の研修が紹介されました(2)

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2013-06-18(火)  本多学長による特別講義を開催しました

 6月18日(火)13時から、本多学長による、主にCLSプログラム学生を対象とした特別講義「生薬の世界-Introduction to Natural Medicines-」を開催しました。会場には、シソ(紫蘇)・冬虫夏草などの薬用植物や生薬が用意され、鑑賞したり手に触れたりしながらの講義となりました。
 学長は時折、薬草を手に、世界各地には独自の薬物文化があり、ベトナムやトルコなどでの現地調査によって情報を収集したことや生薬と科学薬品との違いについて話され、学生たちはメモを取りながら熱心に聴き入っていました。化学を専門とする学生らが講義終了後も学長に質問する姿も見られました。

2013-06-16(日)  神戸新聞にCLSプログラム学生の研修が紹介されました(1)

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2013-06-16(日)  獨楽祭(こまさい)に参加しました

 6月16日(日)梅雨とは思えない初夏の雰囲気の中で、獨楽祭が本学で行なわれ、CLSプログラムの留学生たちもこれに参加しました。午前は、吹奏楽部の迫力ある演奏を楽しみ、午後は茶道部のお茶会に参加し、茶道の体験を通じて、日本の和風文化に触れながら、御抹茶、御茶菓子などを堪能しました。

2013-06-14(金)  ニュースレター「ハイタッチ」 第1号発行

 CLSプログラム学生は、本学に滞在中、日常生活で起こった出来事、プラグラムの活動や関係者にインタビューしたものなど、いろいろなテーマをCLSプログラム学生がそれぞれにまとめ、第1回目のニュースレターを作成しています。
 ニュースレターのタイトルは「ハイタッチ」で、4回発行します。2週間を振り返った感想、宿泊先ホテルの従業員の方へのインタビュー、特集記事は「姫路のおすすめ」と題して飲食店や天空の白鷺(姫路城)、大学の食堂の取材がされています。また、「名探偵ジョンの大冒険」という連載小説があり、今後、ジョンがどんな冒険をするか気になるところです。  今後も、発行される「ニュースレター」は本部棟3階の掲示板に貼り出されますので、ご興味のある方はご覧ください。

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2013-06-14(金)  歓迎会を開催しました

 6月14日(金)16時から、CLSプログラム学生と関係者の方々との交流を深めるためのイベントとして、学生会館1階「Caféぴあのぴぁ~の」において、歓迎会を開催しました。
 本多学長、奥田国際交流センター長など本学教職員や本学学生バディ21名をはじめ、姫路経営者協会 専務理事、姫路播磨会 会長代理、里山体験でお世話になるNPO法人 原始人の会 理事長および宿泊先ホテルの支配人の方々にもご参加いただき、総勢約60名で開催されました。各テーブルとも軽食をとりながら会話が弾み、CLSプログラム学生を歓迎する楽しい国際交流の場になりました。
 この歓迎会を機に、CLSプログラム学生には姫路獨協大学での学生生活に慣れ親しんでいただくとともに、出席者とお互いの理解がさらに深まることを期待しています。

2013-06-12(水)  姫路市長を表敬訪問

 12日(水)、午前の日本語学習を終えたCLSプログラム学生が、石見利勝姫路市長を表敬訪問しました。
 本学国際交流センター長の奥田教授からCLSプログラム学生およびコーディネーターの紹介を始め、学生代表のキャサリン マークさん(ブリンマー大学)が挨拶を行い、続いてインスティチュートディレクターの野田教授から本学でCLSプログラムを実施するまでの経緯および本学での学習状況等について説明されました。
 石見市長から、姫路滞在中には多くの日本文化を体験してもらい帰国後も再び姫路に訪れてくれることや、引き続きこのような関係が続くことを希望しますと述べられました。
 その後、CLSプログラム学生らは、姫路市役所北側にある「ひめじ防災プラザ」を見学しました。
 なお、13日(木)、14日(金)には、大学および滞在先の宿舎において、それぞれ避難訓練を実施する予定です。

矢印 姫路市ホームページ(姫路市長活動記録)はこちら

2013-06-11  米国総領事が来学

 6月10日(月)午後、米国総領事館パトリック J.リネハン総領事が来学し、CLSプログラムのオリエンテーション・ガイダンスが行われました。
 ガイダンス後、総領事はCLSインスティチュートディレクター野田教授と共に本多学長を表敬訪問され、本学の特長、獨協学園の歴史や長年にわたる外国語学部・言語教育研究科の日本語教育など、和やかな雰囲気の中で話し合われました。
 CLSプログラムの学生は6月8日(土)に姫路に到着し、日本での生活がスタートしています。9日(日)は、本学キャンパスに初めて訪れ、プレイスメントテストを受験し、翌日から始まる日本語学習の体制を整えました。午後は、本学の学生バディ18名と対面し、互いに自己紹介を行いました。

お問合せ

姫路獨協大学 国際交流センター  〒670-8524 兵庫県姫路市上大野7-2-1

079-223-9156 (直通)

079-223-9181

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