海外通信

城所 那菜 さん
外国語学科 2016年3月卒業
兵庫県立神戸高塚高等学校 出身
≪勤務先≫
Fairhills High School フェアヒルズ高校
(オーストラリアヴィクトリア州日本語教師アシスタント)
2016年11月号 (2016-11-25掲載)
テスト期間
今12年生(高校3年生)はVCEというテストに向けて猛勉強しています。 日本の高校3年生と同じように、卒業はまだしていませんが、学校の授業は早めに全て終了しています。
オーストラリアは学校が1月始まりなので、今が受験勉強期間という感じです。 VCEというのは高校生が最終的に受けるテストで、VCEのテストの結果によって入学できる大学が決まるようです。 日本のセンター試験のような感じかな?と勝手に解釈しています。
日本語のテストには、speaking、writing、listening、readingがあります。 私はspeakingの対策として、こちらの生徒たちに週1回一人ずつ日本語会話の授業をしています。 一コマ丸々ではなく、休み時間にしたり、生徒の空きコマにしたり、生徒によって色々です。 20分~30分間の会話練習で、主に日常的な会話の練習をしています。
10月にspeakingだけのテストがあり、私もついて行きました。 各学校で決められた日時、決められた場所でテストを受けます。 みんな緊張していました。 私も緊張するぐらい。会場から出てきた時の生徒たちみんなの顔がホッとした顔つきで、何だか嬉しかったです。 みんな「まぁできた」と言っていました。本当かどうかはわかりません。(笑)
でもまだ終わったわけではなく、他のwriting、listening、readingが11月の中旬、もう再来週!にあります。 みんなちゃんと勉強してくれているといいのですが…。 彼らの様子を学校ではもう見られないので、たまにオフィスに来てくれたり、学校で見かけたりしたときは嬉しくなります。 本当にあっという間に月日が経ち、あと私がここにいるのも4ヶ月です。
一学期間だけは生徒たちが次の学年に上がった姿はみられるのですが、その先はみたくても見られない。 最近はここの先生になった気持ちで、生徒たちを見ています。(笑) 生徒のみんなが可愛いです。 みんなフレンドリーで、悪ガキもたくさんいますが、英語のできない私にも懐いてくれているので、本当にここに来てよかったと思う日々です。



オペラハウスにボンダイビーチにブルーマウンテン!
写真が見事に下手!


メルボルンの世界一のクロワッサンのお店!
12時半ごろに行ったのにもう残り2個で、幸運なことにゲットできた、奇跡的なクロワッサン。
美味しくいただきました。

2016年06月号 (2016-06-29掲載)

山の上から見たメルボルン
もう二ヶ月以上も経ったなんて…。
はじめの一ヶ月は、慣れないことも多くて一日一日経つのが長く感じられたけど、もう今は、一日、
いや一週間経つのが早いと感じるようになりました。それだけ、こちらにも慣れたということなのかもしれないですね。
でもやっぱりオーストラリアと日本とでは違う事がたくさんあって、慣れないこともありますね。
まず、学校が全然違います。私が教えている学校は、7年生から12年生までの生徒がいます。
そう、ここではそのまま数えていくんですね。7年生は、日本でいう中学1年生。12年生は高校3年生です。だいたい中高一貫みたいです。
私が持っているクラスは7年生と11年生、12年生です。
11年生と12年生は人数が少ないのでいっしょに授業をします。
こちらにきて、もうすでに学校のイベントが2つありました。
一ヶ月に1回単位なのかも?まず一回目はパジャマデイ、文字通りパジャマを着て登校します。
ホストシスターが家を出る時間になってもパジャマのままだから、学校を休むんだと思っていたら、
「今日はパジャマデイだから」と言われて、へぇ~って。
いや、どんなデイだよ!と内心はツッコミいれてましたけど、生徒みんな、先生までパジャマだったので納得できました。
まぁ中には普通の服もいましたが。制服じゃなくてもいい日みたいな感じにも思えましたが、
みんな何ドルか募金してコスプレ(パジャマの?)していました。
二回目のイベントはこれもまたコスプレで、ドレスアップデイといって、
12年生だけですがみんないろんな者になりきっていました。
バスに乗ったら、マイケルジャクソンがいて、超オタクの変人かと思ったら、
同じバス停で降りて同じ道を通るからどういうことなんだ?とちょっと困惑しましたね。
学校に着いたら理由はすぐにわかりましたけど。
着ぐるみを着て授業を受けている様子は動画を撮りたかったなぁ。
これもみんな募金をしていました。
日本の学校ではありえないことが起こるので、本当に新鮮です。高校に戻ってこっちの学校に通いたいと思うぐらい。
実は、今週で学校が終わって、ホリデーに入ります。
学期が4つあり、今は第2学期です。
2学期の休みが2週間ちょっとですが、休み中にパースに行こうと思っています。
パースでもおもしろいことが見つけられたらいいなぁ。

メルボルンの市内 有名なグラフィティー通り

野生のクジャク?! しかも白?

みんなでキャラ弁作り

完成したお弁当 可愛い!

雰囲気感じられる喫茶店の風車 でも回りません
2016年05月号 (2016-05-27掲載)

Lakeside 駅にて
もう一ヶ月か…。
オーストラリア、メルボルンに来てからもう早一ヶ月。あと11か月もあると思うとまだまだですね。
私は今オーストラリア、ビクトリア州メルボルンのfairhills high school で日本語教師のアシスタントをしています。
ATJP (Assistants to Teachers of Japanese Program) に参加したのは、海外で教師の経験をしてみたいと思ったからです。
中学生の頃から、英語の教師になることが夢でした。
大学に入ってからATJPを知り、日本語教師も考えるようになりました。
海外で暮らすことにも憧れがありました。
勉強した英語を使って、日本とはまた違う社会で生活出来たらいいな!って。
それで、海外で子供に教えることができるこのプログラムに絶対に行く!!と、大学2回生になる時に決断しました。
ここで主にしていることは、高校2、3年生の会話の授業や、ここの先生の授業の手伝い及び準備(頼まれた時)です。
生徒には日本語が通じないので、毎日試行錯誤しながら授業をしています。
これからもっと英語の勉強も日本語の勉強も必要だと思っています。
休日はシティやショッピングセンターに行って買い物をしたり、
こっちに来ている日本人の友達と会ったりしています。
ここに暮らしている友達ができたら、もっと色々行ってみたりしたいですね。
放課後も学校が3時に終わるのでジムに通い始めました。
こっちのジムはだいたい24時間らしいです!びっくりしました!
なので会員専用の鍵を持っています。
ジムに通おうと決めたのは、ここの食べ物が、お菓子は強烈に甘く、ご飯の量もかなり多いので、
太る可能性が大だし、ストレス発散にもいいかなと思ったからです。
まだまだこれから、ここでの生活にも慣れて、仕事も私生活も楽しんでいければと思います!

こっちで初めての食事 サンドイッチ

牧場に遊びに来た乳牛たち

有名な汽車

州立図書館