学生からのメッセージ


※写真は、2014年12月13日に開催された外国語学部フェスティバル「韓国語弁論大会」にて
外国語学科 外国語専攻 2年次 村上 彩夏 さん ※2014年度取材 |
最初は、慣用句を覚えるのが苦労しました。授業以外に、通学時間を利用して単語を覚えるようにしたり、リスニング対策として、K-POPやKBSラジオやMBCで2分間の天気予報だけでも聞く努力をしたのが合格につながったと思います。 |
外国語学科 外国語専攻 2年次 加藤 純菜 さん ※2014年度取材 |
当初は、慣用句が授業でも聞いたことのないものが多くて苦労しました。漢字語彙を覚えるのも少し苦労しました。合格につながったのは、単語を覚える努力をしたのと、対策テキストで勉強したことだと思います。 |
学生&教員の対談
LL教室が最新のCALL教室に改装。教材がデジタル化されて見やすく便利になり、学習効率がグンとアップしました。外国語学科 4年次
吉崎 遼 さん
(京都府立綾部高等学校出身)
夏休みや春休みにも、試験対策講座や学習サロンが開かれています。サポート体制が素晴らしい大学です。外国語学科 4年次
小村 志保美 さん
(愛知県・私立愛知産業大学短期大学/兵庫県立加古川西高等学校出身)
個々のレベルに合った少人数制クラスできめ細かく指導されることで、学生達は驚くほどに成長します。外国語学科
森川 文弘 准教授
- 吉崎
- 僕が入学して驚いたのは、ネイティブスピーカーの先生が多いこと。
- 森川
- 確かに。英語の教員11人中7人がそうだから多いよね。
- 吉崎
- 中学・高校時代には日本人の先生が話す「日本語英語」しか聞いてこなかったから、全然違うんだなと。授業も英語で教えられて、英語で質問して、「英語漬け」になれる環境。最初は発音が難しくて苦労したけど、森川先生が舌の使い方とかをわかりやすく教えてくださって、「こういうことか」と理解しながら身につけることができました。
- 森川
- 入学当時の吉崎君は、レベルごとに分かれたクラスではわりと下の方のクラスで…4年次の今ではトップの方にいるよね。とても伸びた学生のひとり。
- 吉崎
- 「コミュニカティブ」の授業はもちろん、1年次の終わりに行く「異文化理解研修」もステップアップのきっかけになったなあ。
- 小村
- 私は3年次からの編入だから、その研修は行ってないのよ。どんな感じだったの?
- 吉崎
- シンガポールで10日間過ごしたんですが、講義以外で町に出ても当然英語ばかり。変な発音してたら「Ha?」って返されるんですよ。相手もマレー訛りだったりするんだけど(笑)。でもしゃべって通じると「よっしゃ!イケてる!」って、そのたびに嬉しくなって、英語を話すことに自信がついたよ。
- 森川
- 中高の勉強では用意された英語の文章を日本語に訳すのが主で、自分が伝えたい内容を書いたりしゃべったりする練習が足りないんだよね。実社会ではこちらの方が大切だから、僕は授業で「日本語に訳すよりも、英語で書け、英語でしゃべれ」っていう方針なんだ。
- 小村
- 語学ってコミュニケーションのツールですものね。私は、入学前は英会話スクールで事務の仕事をしていたんですが、ネイティブティーチャーから日本語の文法を訊かれることがあって。うまく答えられなかったことが日本語の勉強を志したきっかけなんです。
- 森川
- 「外国語学部」の中の「日本語専攻」っていうスタイルは本学部の特長だよね。いわゆる「文学部国文学科」とは違って、外国人に日本語を体系的に教えられる、日本語教師を養成するプログラム。
- 小村
- 森川先生には「日英対照言語研究」の授業でお世話になりました。日本語ならこういう言葉を英語ではこう表現する、それは裏側にこんな文化や考え方の違いがあるから…という興味深い内容で、日本語の特徴を客観的に捉えるのは日本語を教える上でとても重要です。
- 森川
- 3月にはいよいよJIP(日本語教育海外実習)だね。
- 小村
- はい、台湾に行きます。現地での教育実習への対策もあって、今、本学の留学生を集めて模擬授業をしているんですよ。彼らは日本語検定の取得をめざしているので、どういう内容が求められているのかを考えて、プログラムから作り上げて…なかなか大変です。
- 森川
- 海外実習、留学生との交流、ネイティブの先生とのコミュニケーション…本学の環境で国際人としての感性をどんどん磨いて、これからの多文化共生社会を生きて欲しいな。それから、一般的な「国文学科」と「英文学科」に分かれていたらあまり日本人学生同士の交流もなさそうだけれど、本学はちゃんと学部内でも交流できてる。
- 吉崎
- 学部共通の科目も多いし、12月には恒例の「外国語学部フェスティバル」で、各国料理やゲームでパーティーみたいに盛り上がるし。
- 小村
- 交流と言えば、先生と学生の間の距離の近さも本学の特長でしょう。週2コマ、先生が研究室に必ず居る時間を設けて、学生が自由に質問や相談に行ける「オフィスアワー」なんて凄く良いシステムよね。
- 吉崎
- 僕はそれ以外の時間にもどんどん森川先生のところに突撃してる!
- 森川
- 吉崎くんには「オフィスアワー」があってないような状態(笑)。
- 小村
- 私はちゃんと前もって連絡してから行きますね(笑)
※2013年度取材
3年次から編入した私の名前を、何人もの先生が知ってくださっている!本当に先生と学生の距離が近いんですね。外国語学科 4年次
大矢 幸世 さん
(トライデント外国語・ホテル専門学校/愛知県立旭陵高等学校出身)
何でも相談にのってくれる先生、学びをしっかりサポートするカリキュラム…この大学は、何かを求めれば必ず応えてくれます。外国語学科 4年次
戸田 清隆 さん
(高知市立高知商業高等学校出身)
マンツーマンに近い少人数での授業や、最新のCALL 教室など、ここは学生の成長を惜しみなくサポートする大学です。外国語学科
森川 文弘 講師
- 森川
- 大矢さんは、3 年次からの編入だよね。
- 大矢
- 専門学校に通っていたのですが、日本語教員になりたくて。日本語教員には特に免許がないので、どんな風にスキルを身につければいいか悩んでいる時に、この大学に出会いました。
- 森川
- 本学科では「日本語教員プログラム」として、外国人に日本語を教えることを体系的に学べるコースを提供しているからね。なぜ日本語教員になろうと思ったの?
- 大矢
- 専門学校在学中、海外からの留学生に日本語を教える機会があったんです。日頃使っている言葉だけれど、教えるとなると日本語を「外国語」として文法などを見直さなくてはいけない。そこで色々な発見ができたのが楽しくて。
- 森川
- グローバル化する社会の中で、日本語を学ぶ外国人も増えているよね。日本語教員は将来性豊かな仕事であると同時に、日本や日本語に対する理解を深めてもらうための「世界との架け橋」役として、やりがいも大きいと思うよ。戸田君は、どうして外国語学科を選んだの?
- 戸田
- 明確な目的があったというよりも、海外の文化に触れたいなって。実は高校の時、5 教科の中で英語の成績が一番悪かったんです。苦手分野をカバーしたいという気持ちもありました。
- 大矢
- 苦手だから選んだ、なんて前向きね!「ついていけないかも」という不安はなかったの?
- 戸田
- あったよ。でもこの学科では、ネイティブの先生に教わる「コミュニカティブ・イングリッシュ」をはじめ、授業がレベルごとにクラス分けされているので、わかりやすく学べるんだ。
- 森川
- 教える側としても、同じクラスの中で習熟度に差がない方が効率がいいから、この大学では学生の成長が早いよ。
- 戸田
- 確かに英語への苦手意識は払拭されました。特にリスニング力がついたみたい。1 年次の2 月に「異文化理解研修」があるでしょう?シンガポールに10日間行くのですが、街を一人で歩いていたら、外国人に道を聞かれたんです。現地の人と思われたようで(笑)。
- 森川
- それで、どうしたの?
- 戸田
- たまたま場所を知っていたので、英語で教えてあげられました。1 年前ならパニックになってたと思うんです。やっぱりネイティブの先生が週に3 回も講義してくださるので、英語での会話に慣れるのかな。
- 森川
- 「異文化理解研修」は楽しかった?
- 戸田
- すごく楽しかったと同時に、現地でのコミュニケーションが全てスムーズだったかというとそうでもなくて。自分の英語レベルが発展途上だということも痛感しました。それ以降、授業に対するモチベーションが変わった気がします。
- 森川
- それが、1 年次に海外を体験する狙いなんだよ。大矢さんは、この大学に編入して、どんな授業が楽しいかな?
- 大矢
- 4 年になってスペイン語を受講したんです。全く初めての言葉なので難しいかと思ったのですが、英語を習った時よりも上達が早くて、面白いですね。
- 森川
- 英語とスペイン語は同じヨーロッパ系の言語だからね。同時に学ぶことで英語への理解もさらに進むよ。第3 の言語を勉強することのメリットは、それだけじゃない。人は言語を通してものを見たり考えたりするから、広い視野や柔軟な感性が身につくんだ。
- 大矢
- わかる気がします。スペイン語を学ぶことでスペインの文化にも興味が湧いてきたんです。先日はスペイン料理に挑戦してみたり。レシピ1 つでも、お国柄が出るんだなって思いました。
- 森川
- そう、文字通り言葉は世界を広げてくれるんだよ。
※2012年度取材