お知らせ
2025.10.24

姫路獨協大学医療保健学部作業療法学科では、「作業療法」の核心を理解するための科目として「作業学」を開講しています。
この授業では、作業療法士が扱う“作業(Occupation)”とは何か、その理論的背景や臨床での実践を通して学びます。
教室では、教員の講義を受けながらグループで意見を交わし、書籍や文献を読み解く姿が見られます。
学生たちは、自ら課題を設定し、文献を探索・発表することで、主体的に学ぶ力を育んでいます。
一つひとつの「作業」には、人の生き方や価値観が反映されており、講義では「作業の意味」を多角的に捉える力を身につけます。
授業の到達目標は以下の通りです。
【到達目標1】作業療法の意味を理解する
【到達目標2】文献を探索し発表することで自己学習方法を身につける
【到達目標3】理論に基づいた考え方を理解する
この科目は、学科のディプロマポリシーにおける「知識と理解(倫理観)」「対象者の理解と実践」「コミュニケーションの力」と深く関係しています。
学生一人ひとりが作業を通じて「人を支える専門職」としての視点を養い、将来の臨床現場での実践に生かしています。