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作業療法における「手工芸活動」を通した実践的学び[作業療法学科]

作業療法における「手工芸活動」を通した実践的学び[作業療法学科]

創造的な作業が、治療の一歩を支える

作業療法では、患者一人ひとりの心身の回復や生活の質の向上を目的として、さまざまな活動が治療手段として活用されます。
その中でも「手工芸活動」は、楽しみながら機能回復を促すことができる代表的な作業のひとつです。
今回は、その手工芸を学ぶ「作業学実習Ⅱ」をピックアップしました。


本実習では、作業療法の現場で用いられる手工芸を実際に体験しながら、その基本的な技法や道具の扱い方、活動を安全かつ効果的に進めるための工夫を学びます。
また、活動の選択や進行の段階づけなど、作業療法士として現場で求められる「治療的な応用力」も身につけていきます。

さらに授業の後半では、学生自身が「作業療法で活用しやすい新しい手工芸」を考案し、開発した作品やプログラムをプレゼンテーションします。
創造的な発想を形にしながら、治療手段としての可能性を探求することが目的です。

【到達目標】

・作業療法の臨床において、活動や道具の管理ができること。

・作業活動を治療的に応用できること。

・作業活動の分析および治療的段階づけを実施できること。

・ディプロマ・ポリシーとの関連

学生たちは「つくる」「考える」「伝える」を通して、治療的活動の本質に触れ、将来、作業療法士としての実践力と創造力を育んでいきます。