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お知らせ

2025年度「実習要綱 (共通編) オリエンテーション」を実施しました [看護学部]

2025年度「実習要綱 (共通編) オリエンテーション」を実施しました [看護学部]


写真(F・ナイチンゲール)の出典:湯真ます監修:看護覚え書き 2巻 表紙口絵の写真より転載 1993 現代社

目的

初めての実習に向けて「実習」という学修についてイメージを持つことができ、実習に必要な「決まり事」を理解し、看護学生としての態度・心構えを持つことができる。


初めての実習に向け、上記の目的で1年生にオリエンテーションが行われました。

かつて看護教育の場では、初めての臨地実習に向けて、ナイチンゲールの看護の精神を受け継ぎ、学びへの決意表明の意味を込め「戴帽式」が行われました。最近では「宣誓式」として行われています。

本学では、卒業までの4年間、どのような看護、どのような看護師をめざし実習のスタート地点に立とうとするのか、実習を行っていくための決まり事・誓約を理解し、態度・心構えを整え決意を新たにすることをねらいとして、このオリエンテーションを行っています。

学生は入学後、共通科目や看護の基礎となる知識・技術・態度を学んできました。それらの学びは、自分自身の中で看護観として統合され、患者様へ向き合うケアへと発展していきます。

心のこもった看護実践は、患者様の心や体に届いていきます。何よりも、人・いのち・生活し生きていることへの尊厳をもって、相手の気持ちに寄り添い、向き合っていく時、そこには心と心のつながり、関係性の場・ケアリングの場が創出されていきます。

看護の関わりが、少しでも相手の気持ちに希望の灯をともせるとしたら、それは看護する者の大きな喜びとなって返ってきます。実習を通した学びが、その人の人間性・看護観を育て、それはさらに相手へのケアへと反映されます。そのような変容的なプロセスの中で、良き看護専門職者への歩みを踏み出して欲しいとの願いを込めています。「大学は学問を通じての人間形成の場である」という本学の「建学の精神」にある学問(看護学の学び)を通した人間形成が求められる所以です。


三宅学部長からは、知識・技術・態度の統合として実習が行われていくことの意味が話されました。また、「実習要綱」と「実習要項」の違いについて触れ、本日のオリエンテーションの実習要綱の「要綱」の「綱」の意味、「これまでの学びをつないでいくこと」について話され、エールとしてお言葉をいただきました。

赤星実習委員長からは、「実習要綱」にそって、建学の精神、看護学部の教育方針、実習の位置づけ、4年間の実習計画、実習の目的等、決まり事、実習施設との誓約を交わすこと等について説明がありました。

さらに、看護者の行動指針となる「看護者の倫理」、実習における学生としての態度、守らなければならない決まり事、感染対策・安全な実習を行うための具体的な決まり事などを説明、その意味を確認しました。

上記までの説明を理解した上で、実習で誓約書を交わすことの意味を確認し、学生は、大学への誓約書、実習施設への誓約書の内容に目を通しました。その上で、実習に向けて、知識・技術・態度を統合することの意味を理解し、実習への心構えを確認し、誓約書への同意と署名を行いました。

看護職者が向き合っていく対象へ、どのようなケアの灯を届けられる看護職者になっていくのか、そのために、自分という人間をどのように整え、成長させていくのか、教員も見守りながら、下記のF・ナイチンゲールの言葉に、心を向けたいと思います。


”「教育の仕事は別として、世の中で看護ほどにその仕事において《自分がなにをなしうるか》が《自分がどのような人間であるか》 にかかっている職は、他にない–。” (看護覚え書き 第3巻 P266より)