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お知らせ

『第9回のびのびセミナー』を開催しました。

『第9回のびのびセミナー』を開催しました。

 2024年3月17日(日)、姫路獨協大学医療保健学部看護学部 子育て・発達障碍サポート運営委員会では、「つなぐ、つながる(生活空間、ひと)を考える」をテーマとして、『第9回のびのびセミナー』(後援:姫路市・姫路市教育委員会、姫路獨協大学同窓会後援)を開催しました。

 当日は、作業療法士・言語聴覚士・理学療法士・保育士・幼稚園教諭・学校の先生に加え、地域で子育て支援に携わる支援員、子育て中の保護者、行政職の方まで多岐にわたり、約70名の参加がありました。

 第1講は、作業療法学科の村井弘育教授が「重症児(者)の快適な生活空間と社会との接点を考える」をテーマに講義し、続いて第2講は、「子どもとの遊び、効果的なことばかけとは」をテーマに言語聴覚療法学科の石井喜代香教授が担当しました。

 午後からの第3講は、看護学科の藤井清美准教授が「健やかで温もりのある親子関係への糸口-基本的欲求の観点から-」をテーマに講義し、続いて第4講は、「『ASD(自閉スペクトラム症)脳』と『環境』のつながり~感覚統合理論から読み解く~」をテーマに、小西紀一名誉教授(作業療法士)が担当しました。

 昼休みには、発達障がいに対するリハビリテーション実践力を通して地域社会との連携・貢献を行うための「プレイルーム」の見学も行われました。
 また、写真展示コーナーを設け、2019年度地域コアリーダープログラムにおいてイタリア派遣で視察したフル・インクルーシブ教育に関わる施設や団体についてご紹介しました。

 大事な成長過程にある子どもたちと、生活空間を含む社会との接点を持つことの大切さについて、関わる私たちのかかわり方について、発達期に障がいのある子どもたちの目線で、参加者と一緒に考えることができたのではないでしょうか。
 多くの皆様にご参加いただきありがとうございました。

ご参加いただいた方から(一部)

  • 幅広い視点からつなぐをテーマに学ばせて頂きました。貴重な学びの機会をありがとうございました。
  • 新たな考え方や、今まで学んできたことの再確認ができた。日々の教育、子どもや保護者との関わりを見つめ直すことができ、有意義な時間となった。
  • 支援学校の肢体不自由部門、知的障害部門どちらの児童生徒と関わり、また教員の方々に助言していく上で、大変参考になる内容でした。ありがとうございました。
  • 学ぶことの大切さを改めて感じました。多くの支援者に聴いてほしい講義だったと思います。 地域の支援力を高めるために、自分の立場からも研修企画等、考えていきたいと思います。
  • 集中して講義を聞ける環境で良かったです。 また他業種の方々の意見なども聞く良い機会だと感じました。