お知らせ
2024.09.11
2024年9月10日(火)、高大連携教育プログラムとして、兵庫県立福崎高等学校総合科学コース(自然科学系コース)の看護医療を選択した3年生を対象に、「チーム医療」という看護医療系講座が始まりました。
第1回は、看護学部の藤原史博講師が「在宅看護の仕事、チーム医療における役割」をテーマに講義・演習を実施しました。在宅看護の仕事について、「病院」と「在宅」での療養の違いをお話し、病気を抱える人が地域で暮らすことを支援しているチーム医療についてお伝えしました。
後半は、互いに「脈拍」「呼吸」を測定の演習を行いました。また、地域の社会資源を駆使した看護について、福崎高校を拠点として、福崎町の地図に在宅での看護に関係する施設、暮らしに必要となる施設などをマッピングしながらお伝えしました。
これから10月末まで、姫路獨協大学の教員が講義と実技実習などを交えながら、看護師、理学療法士、言語聴覚士、臨床工学技士、作業療法士の医療職種の説明、各医療職とチーム医療との関わりや高齢化社会を支える医療介護制度、地域の取組を紹介していきます。また、高校での学びがどのように医療系大学の学びに繋がるのか、医療従事者の卵としての心構えと繋がるのか等を展開していきます。
担当は次のとおりです。
回 | 開講日 | 講師 |
---|---|---|
1 | 9月10日(火) | 看護学部 講師 藤原史博 |
2 | 9月17日(火) | 人間社会学群 教授 清水隆明 |
3 | 9月24日(火) | 医療保健学部 理学療法学科 教授 山本洋之 |
4 | 10月1日(火) | 言語聴覚療法学科 准教授 鈴木正浩 |
5 | 10月8日(火) | 看護学部 教授 赤星成子 |
6 | 10月15日(火) | 医療保健学部 臨床工学科 助教 山本英則 |
7 | 10月29日(火) | 医療保健学部 作業療法学科 教授 沖嶋今日太 |
受講する生徒さんは、1年生の夏休みに実施された「体験実習・サイエンスキャンプ」において、姫路獨協大学臨床工学科の各実習室で人工呼吸や血液浄化、電気メスなどを使った体験活動に参加されています。